最近、自分の中性脂肪値が気になってきた・・・そんな方は、日頃の食生活にも気を使いますよね。
今回は中性脂肪を下げる食べ物や飲み物をご紹介していきたいと思います。
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中性脂肪を下げる事が出来る飲み物
それではまず、中性脂肪を下げる働きをする飲み物をご紹介させていただきますね。
①お茶
日本人は食後にお茶を飲む習慣がありますよね。そのお茶の中には、中性脂肪を下げる効果があるものが沢山!
・烏龍茶
烏龍茶に含まれている「烏龍茶ポリフェノール」という成分は、腸内のリパーゼという中性脂肪を分解吸収するホルモンの働きを抑える働きをします。
それによって、中性脂肪が腸内から吸収されるのを防いでくれると言われており、脂っこい食事の時に一緒に飲むと良いと言われるのは、この働きのためなんですね。
・杜仲茶
杜仲茶は「杜仲」と言う木の皮を原料にしたお茶です。杜仲の木の皮には、血圧下降や利尿作用、関節痛改善等がありますが、中性脂肪を下げ、メタボを改善する効果も期待出来ます。
・グァバ茶
グァバ茶に含まれる「ポリフェノール」には血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。 糖質が急激に上昇してしまうと、糖分が中性脂肪へと変質されやすくなるので、、血糖値上昇を抑える事で、中性脂肪を抑制できると言う事なんですね!
②コーヒー
コーヒーには「クロロゲン酸」と呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれていて、中性脂肪が作られるのを抑える効果が期待できます。
またコーヒーには、脂肪肝を予防する働きもあると言われています。
③豆乳
豆乳は「サポニン」という成分が、血中の中性脂肪を洗い流し、小腸からの中性脂肪吸収も抑制する事で、結果的に中性脂肪値を下げる効果が期待出来ます。
④トマトジュース
トマトの中に含まれている「13-oxo-ODA(13-オキソ-オクタデカジエン酸)」と言う成分が中性脂肪に対して強力な作用を働く事がわかっています。
中性脂肪を下げる食べ物
それでは次に、食べ続けると中性脂肪を下げる食べ物をご紹介させていただきます。
①青魚
青魚のと呼ばれる魚(イワシ、サンマ、アジなど)には、肪分に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が、肝臓で脂肪の合成を抑え、さらに血液中の中性脂肪のの増加を抑える効果があります。
②とうがらし
とうがらしに含まれる辛味成分「カプサイシン」には、脳にある内臓感覚神経を刺激し、体に興奮作用を引き起こすホルモン「アドレナリン」が分泌される事がわかっています。
これによって体内の中性脂肪はエネルギーになりやすい「脂肪酸」に変わるんですね。これによって結果、中性脂肪値を下げる事が出来ると言うワケです、
③食物繊維(野菜・海藻・きのこ類・豆類など)
食物繊維には、小腸での中性脂肪やコレステロールの吸収を妨げ、脂質や糖質を吸着して対外に出す働きがあります。
実は、食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があるのですが、水溶性食物繊維の方にこの働きがあります。野菜類やきのこ類、穀類、豆類、穀類、そして海藻などが、水溶性性食物繊維の代表です。
次の食品はその中でも特に多く、水溶性食物繊維を含むので意識して食べるようにしたいですね。
- 野菜(ごぼう、おくら、にんじん、かぼちゃ、だいこん、こんにゃく)
- 海藻類(わかめ、昆布、ひじき、もずく)
- 豆類(納豆、大豆、枝豆)
- 果物(アボガド、干し柿、キウイ、もも、いちご)
④リンゴ
フルーツは糖分を含むので控えた方が良いと言われていますが、リンゴは中性脂肪を下げる働きがある食べ物です。ビタミン、ミネラルや水溶性食物食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。
⑤トロ
クロマグロ(本マグロ)やミナミマグロ(インドマグロ)のトロ、つまり脂の部分にEPA(エイコサペンタエン酸)がたっぷり含まれています。
同じマグロで同じマグロでも赤身になるとEPAはあまり多くは含まれていないのであくまで「トロ」と言うところがポイントを言えますね。
中性脂肪を下げる食事とは?
まず中性脂肪を下げる効果が期待出来る飲みものと食べ物をご紹介しましたが、これらの食材を毎日の食事に取り入れるとともに、ぜひ以下の4つの事柄に気をつけて、毎日の食生活を見直していきましょう。
①食べ過ぎないようにする
②食物繊維をしっかり摂る
③糖質を控える
④アルコールを控える
いかがでしたか?中性脂肪が高いと言われた方は、まず日頃の食生活を改め、中性脂肪を下げる事が出来る食材を積極的に食べるようにしましょう。
努力すれば、比較的効果が現れやすいので、ぜひトライしてみてくださいね!
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