ドイツのシュツットガルトで開催されていた新体操世界選手権大会2015が9月13日で閉幕しました。リオデジャネイロ五輪の予選も兼ねて行われましたが、皆川夏穂選手が個人総合15位に入り、日本は3大会ぶりに悲願となる五輪への個人出場を果たしました。
また、団体種目別決勝では、リボンで銅メダル獲得の快挙を達成しました。そんな女子新体操「フェアリージャパンPOLA」のなかで、注目なのが、今回惜しくも個人出場を逃した早川さくら選手です。皆川選手のライバルとして切磋琢磨、その演技だけでなくスタイルもいいんです。出身大学はあの新体操の名門です。早速ご紹介していきましょう。
早川さくらはスタイルが良くて演技も美しい!
これは今年6月に行われたアジア新体操選手権で団体種目別リボンと個人種目別リボンで金メダルを取った時のものですね。早川選手は公式HPでコメントをしています。
「4日間の長い試合期間でした。最終日では気力と自分との戦いでしたが、4種目大きなミスなくまとめられたのがいい成績に繋がったのだと思います。今大会は大きな自信になりました。今回のような演技を世界選手権でもできるように練習していきたいと思います。」
出典: gymlove.net/
こちらはボールで演技する早川選手です。長い手足のおかげで、演技が大きく見えるのがいいですよね。
出典: www.sanspo.com/
こちらはリボンで演技する早川選手です。素晴らしい柔軟性とリボンの取扱、さすがですね。
私服姿の早川選手です。メイクバッチリの演技シーンとはまた違った魅力があります。ちなみに左側は皆川選手、普段は仲良しなんですね。
最後に、早川選手の演技の動画を見つけましたので、こちらもご覧下さい。
クラブの演技も素晴らしいです。まだ18歳ですから、これからのますます演技力を磨いていけば、東京五輪も見えてきそうですね。
新体操の伝統のある大学へ通ってる?
早川選手は大阪出身ですが、千葉にあるイオン体操クラブに通うために中学時代からは親元を離れて千葉県で一人暮らしをしています。高校は東京にある大原学園高校を昨年度卒業、そして今年度から、大学はあの新体操の名門、日本女子体育大学に通い始めました。
バルセロナオリンピック、アトランタオリンピック日本代表の山田海蜂選手やシドニーオリンピック団体総合五位に入った中嶋理恵選手、稲田亜矢子など、錚々たるOGメンバーです。昨年度の東日本インカレでは団体完全優勝も果たしました。素晴らしい施設と仲間たちに支えられ、技術を磨いてほしいところです。
まとめ
日本新体操女子「フェアリージャパンPOLA」の中には、10代の選手がたくさんいる、若いチームです。その個人代表の中心、早川さくら選手は5年後の東京オリンピックで是非メダルを獲得してほしいですね。くれぐれも怪我にだけは気をつけて、頑張ってください。
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