皆さん、いきなりですが、宮部藍梨さんってご存知ですか?
FIVBワールドカップ2015女子大会が8月22日に開幕するため、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONがマスコミで取り上げられることも多くなっているので、「最近知った!」という方も多いかもしれません。しかし、まだまだ知名度は低い彼女。いったいどんな選手なのでしょうか!?
また、女子バレー会には「メグカナ」の愛称で一時代を築いた大山加奈選手や、現在の火の鳥NIPPONの絶対的エース、木村沙織選手など姉妹で活躍している選手も多いです。彼女の家族構成も気になるところ。女子バレー界の「浅田舞・真央姉妹」は今後生まれるのでしょうか?
日本人とナイジェリア人とのハーフ
宮部選手は1998年に兵庫県尼崎市で生まれました。現在は女子バレー界の強豪、金襴会高等学校の2年生です(2015年8月時点)。ちなみに、火の鳥NIPPONで唯一の女子高生、これまでの日本代表でも最年少です!
そして、なんといっても彼女の一番の特徴はお父さんがナイジェリア人、お母さんが日本人のハーフであるということ。 彼女の魅力は身長181cm、最高到達点309cmの高い身体能力。お父さん譲りの跳躍力、手足の長さ、そしてパワーで破壊力抜群のスパイクを打ちます。
ご両親は共にバレーとは無縁で、むしろ、お母さんはスポーツが苦手だそうです。しかし、アジア系の人種はマラソンなどに使う持久力を引き出す遅筋が、アフリカ系の人種はバスケットボールなどに使う瞬発力を引き出す速筋が多いといわれています。
この両方のDNAを兼ね備え、高校生から全日本で揉まれている宮部選手は、今後更なる成長を遂げて女子バレー界のスーパースターへの道を駆け上がっていくに違いありません。
妹は中学校のバレーボール部に所属
未来のスーパースター宮部選手には実は3歳年下の妹さんがいます。
お姉さんと同じく、現在金襴会中学の2年生で、もちろんバレーボール部に所属しています。身長も中学2年生ですでに170cmと、お姉さん同様、ご両親のDNAをしっかり受け継いでいるようです。
お姉さんの藍梨さんは、性格がどちらかといえば控えめでマイペースだそうです。
「気が強くて打たれ強く、負けず嫌い」と一般的に言われている2人姉妹の次女ですが、妹さんもそういう性格であれば、また、お姉さんと違った魅力のあるプレイヤーになる可能性は大です。
まとめ
宮部藍梨選手は中学時代に全国都道府県対抗を制し、高校総体でも全国制覇を成し遂げ、2020年の東京オリンピックに向けて強化選手を集めた『Team Core』にも選出されました。
レシーブや体力面などまだまだ課題は多いようですが、まだまだ16歳です。圧倒的な身体能力をこれから更に伸ばして、リオデジャネイロオリンピックや、東京オリンピックでも金メダルを取るような大活躍を期待したいですね。
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