サッカー日本代表のキャプテンである長谷部誠。チームをまとめて引っ張っていくので天才な人なのかと思いきや、実は彼はとても真面目で努力家だったのです。
ではどんな努力をしてきたか見ていきましょう。
努力の天才
長谷部誠は自分自身を突出した才能がない凡人だと思っているのです。
いやいやそれは無いだろうと反論したくなりますが、本人がそう言っているのですから本当なのでしょう。
たとえ凡人だとしても彼は努力の天才なのです!
ドイツでの努力エピソード
●大人しい性格から積極的に!
元々人見知りだった長谷部誠はドイツ・ブンデスリーガに移籍したばかりの頃は大人しかったそう。
しかしこれでは放っておかれると思い、チームメンバーを食事を自ら誘ったりしてコミュニケーションをとるように。
その結果チームの皆から信頼されてリスペクトされるようになったのです。
●ドイツ語を短期間で覚えた
ドイツ語を6か月で覚えたんですよ。普通は2~3年かかるそう。
チームメンバーとの会話や、インタビューを受けてる時もドイツ語で話すほどにマスターしているのです。
●経験のないキーパーを務めた
ドイツのチームで試合中、キーパーが退場処分される出来事がありました。代わりのキーパーをやりたいと思う選手がいない中、長谷部誠は自ら志願したのです。
いや~サッカーで強くなるにはメンバーとの交流を深めることが大事なんですね。そのために性格まで変えて積極的になるのってなかなかできないことだと思いますよ。
ドイツ語を短期間で話せるようになったのも、コミュニケーションが早く取れるように必死に頑張ったのでしょうね。
彼はチームを誰よりも一番大事に考えているんじゃないかな。
そんな努力家の長谷部誠が好きな言葉は「脱皮しないヘビは破滅する」です。
意味は、古い考えのままだと成長できない。成長するためには過去を捨てることで新しいものを取り入れる必要がある。といった感じです。
世界で活躍している人が言うとすごい重みがありますね~しみじみ。
ノートに徹底的に記録する
長谷部誠はドイツで暮らし始めてからノートに出来事を記録しているのです!
ノートは3つあって、トレーニングノート、監督ノート、読書ノートがあります。
1つ目:トレーニングノート
面白いなと思ったトレーニングを書いておくそうです。監督にも興味があり、将来監督になった時、見返してこういうトレーニングがあったんだなと思い出せるようにするため。
2つ目:監督ノート
監督の言葉を記録するため。
3つ目:読書ノート
読んだ本のキーワードを書き留めておくため。
将来役に立てるように今のうちから記録しているんですね。トレーニングノートだけは人に見せてもいいということで公開されました。他のノートの中身も気になりますな~。
徹底した自己管理
まだまだ彼の徹底っぷりはこれだけではなく、なんと1日のスケジュールまでしっかり記録しているんですよ!
自己管理の一つで、1日に無駄がないかどうかチェックしているんですね。
また、その日に摂った食事をちゃんと写真に摂って栄養士に伝え、食事管理もしてもらっているのです。
パンとチョコの朝食です。スポーツ選手だけど意外にチョコとか甘いものを摂取してるんですね~。
ちなみに、もし彼女がいたら毎日メールや電話をするとも言ってましたね。ここでも長谷部誠らしい性格が現れています。さすがに毎日連絡があると疲れるかも?
読書好き
1年で本を100冊以上読む読書家だったのです!自宅で一人で読書するのが幸せだと感じているみたい。
好きな作家は本田宗一郎、太宰治とのこと。
長谷部誠はもともと勉強好きではありませんでした。学生時代の成績はそこまで良くなかったそうです。でもその反動からか今は勉強したい気持ちが強くなったんですね。
努力をする理由
ノートに記録するなど徹底するのには理由があるのです。
普段の生活が自分の芯になるから、生活が変わればサッカーも変わると考えているんですよ。
彼は自分自身をリーダータイプじゃないと思っていたのですが、2010年にキャプテンを任される存在となりました。
中学以来キャプテンをしたことがなくて本当に務まるのか不安だったそう。でも自分らしくやったらいいんじゃないかということで前向きに考えたんですね。
チームを引っ張っていくときに意識しているのは、一歩引いて客観的に見て、緩んでいると思ったら声をかけて話してチームをまとめるようにしているとのこと。
日本メンバーの森本貴幸選手がミーティングに遅れた時、長谷部は「年下なんだから10分前にいるべきだろう」と怒ったことがありますし。
とはいえ、長谷部誠はせっかちな性格だそうで時間にルーズな人は嫌いなだけかもしれませんが。でも真面目な彼らしい言動ですよね。
いやー陰でいろんな努力をしていたとは尊敬せずにいられません。長谷部誠なら長くチームをまとめてくれるんじゃないかって期待できますよね。
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