内臓脂肪を減らすぞ!と意気込んで、腹筋を頑張ったのに結局内臓脂肪を減らすことが出来なかった経験なんて一度はあなただってあるかもしれません。
実は内臓脂肪を腹筋で減らすことは難しいのです。では、どのような食事や運動で内臓脂肪を減らすことができるのでしょうか。
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内臓脂肪の性質と危険性
お腹の脂肪には、大きく分けて内臓脂肪と皮下脂肪2つの種類がありますが、見分け方はご存知でしょうか?
外見からこれらの違いを見分けることは難しいですね。
なので、お腹の肉を掴んでみましょう。お腹の掴める肉は皮下脂肪です。そして、お腹が出ているのに皮下脂肪をしっかり掴めないのであれば内臓脂肪です。
内臓脂肪は皮下脂肪と比べて、つきやすく燃えやすい性質なんですよね。また、女性に比べ男性のほうがつきやすいという性質を持っています。
そして、脂肪として短期的にエネルギーを蓄えたり、内臓を正しい位置に保ったり衝撃をやわらげるクッションの役割を果たします。
しかしながら、内臓脂肪がたまりすぎると様々な病気を引き起こします。
内臓脂肪の細胞からは様々な生理活性物質(アディポサイトカインが分泌されます。このアディポサイトカインには、良い働きをする善玉物質と悪い働きをする悪玉物質があります。
内臓脂肪が蓄積されすぎなければ動脈硬化を防いだり、血糖値を下げるインスリンの働きを良くして糖尿病を防ぐ善玉物質が活発に働くのです。
ですが、蓄積されすぎると、善玉物質の分泌量が減るのです。逆に糖尿病や高血圧症などを引き起こす悪玉物質が増えるので、動脈硬化が進みやすくなるのですね。
なので、たくさん溜めこむと、高血圧、糖尿病、高脂血症などといった生活習慣病を引き起こすと言えるのです。
これは内臓脂肪を減らさないわけにはいきませんね。では、減らすにはどんな運動がいいのでしょうか。
内臓脂肪を減らす運動は?
内臓脂肪はお腹周りの脂肪だからお腹周りを動かせば減らせると考えて、腹筋運動をやればいいんだ!と思われがちですが、実は腹筋運動だけを数十回続けたとしても減らすことは困難なのです。
といっても、全く減らないわけでもないですよ。多少は燃焼することはできると思います。
ですが、効率的に燃焼するには、腹筋運動と合わせて取り入れたいのが有酸素運動ですね。有酸素運動には、ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、フラフープ、ヨガなどなどがあります。
有酸素運動の運動時間としては、できれば毎日30分以上行うのが理想ですね。あ、有酸素運動は長い時間できればできるだけ脂肪燃焼する量が多くなりますよ!
ちなみに、腹筋運動などの筋トレ⇒有酸素運動の順番で行うのが脂肪燃焼に効果的なのですね。
忙しくて運動する時間がとれない人は、エレベーターやエスカレーターを使用せず階段を利用する、通勤時は1駅分を歩いてみるなど歩く時間を増やすだけでも脂肪燃焼に効果ありますよ。
内臓脂肪を減らすには、運動だけでなく食事も気を使わないといけません。では、どのような食事がいいのでしょうか。
内臓脂肪を減らす食事は?
運動したからっていつもよりたくさん食べていませんか?
消費するカロリーよりも食事から取り入れる摂取カロリーが多いとどんどん太りますので、運動したからってたくさん食べていては内臓脂肪を減らせませんよね。
ゆっくりよく噛んで食べる
早食いすると、脳から「もうお腹いっぱいですよー」と知らせが届く前にたくさん食べすぎてしまうのです。なので、必要以上にカロリーを摂取してしまうのですね。
ゆっくりよく噛んで食べることで、普段より少量の食事でも満腹感を得られるようになります。ですから、ゆっくりよく噛んで食べることは大切ですね。
栄養バランスのとれた食事と腹八分目を心がけよう
炭水化物に偏った食事や野菜だけに偏った食事では筋肉がつきにくく、脂肪も燃えにくいのです。ですから、お米、肉や魚、野菜などの色んな食材を食べ、少量でもバランスよく栄養を摂るようにすることが大切なのですね。
また、食事は腹八分に抑えるようにしましょう。
一日の摂取カロリーを把握する
1日にどれくらいカロリーを摂取したか把握していますか?1日の大体の摂取カロリーを把握するだけでも食に対する意識が変わると思いますよ。
ちなみに、成人で1日に必要なカロリーはだんせいで2000~2200キロカロリー、女性は1800~2000キロカロリーと言われています。
これらのことを気を付けるだけでも内臓脂肪を減らすことにつながります。
さいごに
内臓脂肪が増えすぎると様々な病気が引き起こされやすくなります。
内臓脂肪を減らすには、腹筋運動と有酸素運動を行うのが良い。また、栄養バランスのとれた食事でゆっくりよく噛んで食べ、腹八分に抑えることも大切です。
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