石川佳純選手は点を取るたびにぴょんぴょん跳ねてジャンプします。これを見た人がかわいい~とネット上でも人気な様子。意味があるのか考えてみたよ。
点を取ったら多くの卓球選手は声を出していますよね。福原愛選手は「サー!」って言うし、ほかの選手を見ても何かしらアクションを起こしてます。
石川佳純選手の場合はジャンプですね。
こちらまでうれしそうな気持が伝わってきますよ~!!それにしても、こういうのって理由があるのでしょうか?
ジャンプするのはアドレナリンを出すためだった!
実は大きな声を出すと気合が入ってアドレナリンが分泌されるのです。
たとえばハンマー投げで投げる瞬間、バレーボールで皆が肩を組んで「ファイトー!!」と叫ぶ場面、瓦割りも「ハッ!」と言って割るなど声を必ず出していますよね。
これはシャウティング効果といってアドレナリンが身体能力を一時的にあげてくれるのです。
これはスポーツ選手なら多くの人がやっています。
普段の練習では絶対無理な記録を本番で塗り替えたり、普段の練習では強いのに声を出さなかったために勝てる相手に負けてしまったという話を聞くことがしばしば。
テレビで走るのが速くなる番組を見たことはあるでしょうか?
子供は運動会のかけっこでどうしても一番をとりたいもの。そんな時はゴール直前で大きな声を出せば力が出て速く走れてしまうのです。
やはりシャウティング効果は勝敗に大きく影響するくらい重要なのです!
卓球も同じで、練習では出来なかったキレのあるサーブやスマッシュが打てたり速いボールを捉えられるでしょう。対戦型スポーツであればさらに相手にプレッシャーをかけられます。
こうして場の雰囲気をコントロールしてしまえばこちらのもの!
また、声だしじゃなくても石川佳純選手のようにジャンプしてもいいでしょう。自分に気合を入れることができて、相手にプレッシャーを与えられればよろしいかと思います。
でも、声を出すのが必ずしも良いとは言えないのです。
冷静さを失ってしまう!?
野球の話になりますが、あのイチロー選手は1本ヒットしたところでまったく表情を変えないといいます。なぜなら冷静に判断できなくなるから。
確かに気分が高ぶっていると細かいことに気づきにくくなると思います。
しかも卓球は台を挟んだ人と人の距離が近いため相手の仕草や心理を読み取りやすいスポーツです。もし重要な動きを見逃してしまったら窮鼠猫を噛むはめになるでしょう。
もし3セット先取した方が勝利するとして2-0と有利な流れにいても、相手は勝たせまいと戦術を変えて来るでしょうし気を抜かない方がいいですよね。
つまりアドレナリンが出ていても冷静さは保つべきなのです。
プロなら当たり前のことでしょうが、試合を見てて逆転勝利って良くあるので最後まで結果が分からないんですよね。
とはいえ野球と卓球は全然違うスポーツなので、一概には言えませんが(;・∀・)
それにしても石川佳純選手のぴょんぴょんジャンプは中国などの海外にも人気があるようで喜ばしいですねぇ~。
中国人のファンの方々は自国の選手か石川佳純選手のどっちを応援するんだろう(笑)
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