見出し
筋トレで使うプロテインってなに?
筋トレで本格的にトレーニングを行う方々は、皆さんプロテインを合わせて利用されているのではと思います。
プロテインとは「たんぱく質」を摂取するためのサプリメントで、筋肉を増強する上では必需品と言われています。
筋トレダイエットにプロテインを使う理由
筋トレでのダイエットを行う上で、プロテインは非常に心強い味方です。ですが、そもそもなぜ筋トレにプロテインを取り入れることが有効なのでしょうか。
筋トレを手助けするプロテインの特徴について見ていきましょう。
プロテインを使うと筋肉がつきやすい
筋肉を鍛え上げるためには適したトレーニングを繰り返し、鍛えたい部位に負荷を与え一度細胞を破壊し再生することで、より強い筋肉を育て上げていきます。このため、もちろんトレーニングの回数や内容も重要なのですが、それ以上に筋肉が再生する際に必要となる「栄養素」の摂取が重要となります。
筋トレを行う際にプロテインを摂取することで、手軽に必要な栄養素を取り入れることができ、より筋トレの効果を上げることができるのです。
プロテインで筋肉になるタンパク質が摂れるから
筋トレを行う上で最も重要となるであろう栄養素が「タンパク質」です。
タンパク質は筋肉に限らず、皮膚や髪の毛など人間の体を構成する成分として、非常に重要な役割を担っています。傷付いた筋肉が強くなる際、このタンパク質を使って修復を行うため、筋トレ後はより多くのタンパク質を摂取する必要があります。
タンパク質は肉、魚、卵、大豆などから摂取できるのですが、筋トレのたびにそれらを食品から摂取しようとすると、なかなか大変です。この点、プロテインならば食べ物や飲み物に混ぜるだけなので、手軽に無理なくタンパク質を摂取することができるのです。
筋トレにプロテインを使う時の注意点
非常に便利なプロテインですが、なにも考えずに摂取してしまうと返って筋トレの邪魔をしてしまう、という場合もあります。まずはプロテインの性質を正しく知り、その特性をうまく利用できる摂取方法を学ぶことが重要です。
プロテインを使用する上での注意点を見ていきましょう。
プロテインはいつ飲むべきなのかを知る
プロテインを飲むのに適したタイミングがいくつか存在します。
まずは「運動後の45分以内」で、プロテイン摂取のゴールデンタイムとすら言われています。
また「1日の始まりである朝食時」もプロテイン摂取には良いタイミングです。肉体がタンパク質を求めているタイミングが、最も効率よく摂取できる時になります。
そのため、筋トレを行なった後の「筋肉が回復するまでの2,3日間」は摂取するようにすると、筋肉を効率良く成長させることができます。
飲み過ぎたら太ってしまう事もある?
筋肉の成長のためにタンパク質は必要ですが、だからと言って飲み過ぎは厳禁です。過剰にタンパク質を摂取してしまうと、筋肉ではなく脂肪に変わってしまい、肉体を作り上げる妨げになってしまいます。
引き締まった体を作るはずが、余計な脂肪を蓄えていたのでは元も子もありません。プロテインは適量を常に守るようにし、過剰摂取をしないよう心がけましょう。
3種類のプロテインの特徴を知って最適なものを選ぶ
現在、様々な会社からプロテインが販売されています。ですが、大きく分けるとプロテインは3つに分けることができます。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインとは牛乳を原材料として作られたものです。
ホエイプロテインの中に含まれている「ホエイタンパク」には筋肉成分の多くを占めるアミノ酸が含まれており、このことから非常に吸収率が高いのが特徴です。
トレーニングによって筋肉がダメージを受けたとしても、1〜2時間程度で修復を助ける働きが期待できます。
また、これ以外にも運動によって失われやすいBCAA(分岐鎖アミノ酸)がとても豊富で、筋肉の分解を軽減し、さらには疲労を低減する効果も期待できると言われています。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインは「凝固するタンパク質」と呼ばれており、牛乳から脂肪とホエイを取り除いた残りの不溶性固形成分を利用しています。
ホエイプロテインは肉体に吸収されるまでに約2時間ほどかかりますが、カゼインプロテインは約7〜8時間かけてゆっくりと吸収される性質があります。
吸収スピードが遅いというのは一見するとデメリットに思えますが、血中のアミノ酸濃度を長時間にわたって高い値で維持できることから、効果が長続きするという利点にも繋がるのです。
このため、数あるプロテインの中でもカゼインプロテインは「スタミナタイプ」のプロテインとも呼ばれています。
ソイプロテイン
ソイプロテインは「ソイ」の名前が指し示すように、大豆を原料として作られたプロテインです。
カゼインプロテイン同様に摂取してから吸収されるまではかなりの時間がかかりますが、腹持ちが良いため筋トレというよりもダイエットに向いているプロテインになります。
また、長時間にわたる運動に向いているため、脂肪を燃焼させながら筋力アップを目指すことができ、ボディラインを整えながら動ける体を作ることがで期待できます。ただし、欠点としては水に溶けにくいという性質があり、取り入れる際に違和感を感じる方も多いようです。
この記事へのコメントはありません。