最近中性脂肪が気になる!と言う方、中性脂肪を増やしてしまう食べ物を好んで食べていませんか?
今回は、中性脂肪を増やす食べ物をご紹介していきたいと思います。
中性脂肪を増やす食べ物は何?
それではさっそく、中性脂肪を増やしてしまう食べ物を一緒に見ていきましょう。
脂質
まずは何と言っても脂質です。食材に含まれる脂質が高いものにはもちろん注意が必要ですが、食材そのものは低脂質でも、調理の仕方によっては脂質が多くなってしまう事があるので、気をつけましょう。
・肉の脂身
肉の脂身(あぶらみ)は、コレステロール値を上昇させ、「飽和脂肪酸」を多く含んでおり、心筋梗塞罹患リスクを高める事が分かっているので、なるべく赤身の肉を選んだり、脂肪が少ない部位を選ぶなどの工夫が必要です。
同じ脂身でも、魚の脂身は、中性脂肪を低下させる働きがあるので、過剰摂取にならないようにして食事の中で取り入れていくようにしたいですね。
・バターや生クリーム
お菓子によく使われる、バターや生クリームには脂質、飽和脂肪酸を多く含むものが多いので、過剰摂取には気をつけましょう。
また、バター生クリームを使ったお菓子は、脂質だけでなく含まれる糖質の量もかなり多いので注意が必要です。
・ドレッシング・マヨネース
見落としがちなのが市販のドレッシングやマヨネーズです。どちらもかなり脂質が高いので、せっかくサラダなどヘルシーなものを食べていても、ドレッシングやマヨネーズをかける事で、一気に摂取する脂質の量が増えてしまうので、手作りをするか低脂質のものを選ぶようにしたいですね。
糖質
糖質も、過剰摂取をすると中性脂肪を増やしてしまいます。しかも「糖質」と言うと、つい甘いお菓子やフルーツなどが頭に浮かびますが、主食として食べている食品にも非常に多くの糖質が含まれているんです。
・ご飯・パン・麺類
いわゆる「炭水化物」の過剰摂取には気をつけましょう。油っこい料理は避けているのに、中性脂肪の値が高いと言う場合は、炭水化物の過剰摂取が原因である可能性も。
また、米や小麦粉を使った料理にも注意が必要です。
・イモ類
ジャガイモやさつまいもなどのイモ類も糖質を多く含んでおり、食べ過ぎは糖質の摂りすぎを招き、中性脂肪を増やす原因にもなります。イモ類の摂取は一日一個を目安にしましょうね。
・フルーツ
フルーツに含まれる果糖(フルクトース)は糖の中で最も甘味が強く、多量摂取をすると中性脂肪の増加を招くとされています。フルーツは、ビタミンやミネラル、食物繊維を摂取するために適量を食べるのは良いですが、過剰摂取には気をつけたいですね。リンゴなら半個、みかんであれば二個、バナナは一本程度と言うが摂取の目安です。
アルコール
「アルコール」には、実は糖質が多く含まれるのをご存じですか?
そして糖質の過剰摂取は、中性脂肪を増やす原因になります。しかし一口に「アルコール」と言っても、お酒の種類によってアルコールの度数は違ってきますし、飲む量にによっても糖質摂取量は違ってきますよね。
最近は「糖質オフ」のアルコールも沢山あるので、毎日晩酌の習慣があると言う方には良いですね。
では、糖質にさえ気をつけていれば良いのか?と言うと、そうとも言い切れないんです。実は「アルコール」という成分そのものが実は中性脂肪の増加に関わっているんです。
中性脂肪の肝臓での合成は、アルコール摂取量に比例して、量が大きくなります。
肝細胞内で中性脂肪が過剰に合成されると、一部は肝臓内に蓄積されて「脂肪肝」の原因になりますが、一部は肝臓外に分泌されて血液中の中性脂肪値を高めてしまう事になると言うワケなんです。
ですから、アルコールは種類に関わらず、過剰摂取はしないようにしないといけないんですね。
いかがでしたか?中性脂肪を増やす食べ物は、どれも私たちにとって身近な食べ物に多いんですね。
しかし、これらの食品はまったく口にしてはいけないと言うわけではなく、摂取量に気をつけてさせいれば食べる事が出来るので、まずは自分の食生活を見直すところから始めてみると良いかもしれませんね!
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