ダイエットの方法って、世の中にたくさんあふれていますよね。何が自分に合うのか、試行錯誤を繰り返す・・・そんな時期が少しだけ筆者にもありました。
しかし、体を壊しては元も子もありません。間違ったダイエット法で、低体温を招いてしまうというのです。低体温には、実に様々なデメリットがあるんですよ。
今回は、低体温を招く原因と対策法、そして間違ったダイエット法との関係に迫ってみました。やみくもにダイエットをしてしまっていたあなた、気を付けないといけませんよ。
低体温とは
“低体温”という温度は、医学的な定義がはっきりあるわけではありません。しかし、一般的に平熱が36度未満というのが一つの目安と言われています。皆さんはいかがですか?
低体温は、様々な体の不調を招きます。具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 体のむくみ、だるけ、疲れやすくなる
- 生理痛の悪化、生理不順
- 免疫力の低下(風邪や感染症にかかりやすくなる)
体の内部が冷えていると、血流が悪くなり、新陳代謝も下がります。それにより上記のような症状が出てくるんです。
また、健康面だけでなく美容面でも影響が出ます。基礎代謝が落ちることや、脂肪燃焼に関わる代謝酵素の働きが鈍ることにより、太りやすくなります。細胞の働きが鈍ることで、肌のハリツヤも減退します。
本当に良いことなしですよね(泣)でも、どうして低体温になるのでしょう。
間違ったダイエット法は低体温につながる
低体温は体の不調を多く招くので、とても怖いことが分かりました。その原因の多くは、意外にも日常の生活習慣にあるんです。例えば、食事・睡眠・運動・し好(喫煙)などです。
具体的に言いますと、食事面でのビタミン・ミネラル・たんぱく質不足、運動不足による筋肉量の低下、冷暖房の使い過ぎによる体温調節機能の低下、睡眠不足による自律神経の乱れ・・・。このようなことが、低体温につながる原因になるのです。
そして、低体温を招く意外な落とし穴になっているのが、無理なダイエットなんです。例えば、極端な食事制限方法や、偏食ダイエットなど。あなたはしていませんか。
痩せてキレイになろうとしたつもりが、体に負担を掛け、不健康&太りやすい体質になる…なんて羽目になると、本末転倒の極みですよね。
では、対策はどうすれば良いのでしょうか。
低体温の対策法
低体温にならないためには、とにかく規則正しい食事・睡眠・運動を心がけることが基本です。具体的に解説しますね。
健康的な生活(ダイエット)をする
ダイエットの基本は、1日の摂取カロリーをきちんと守りながら、栄養をバランス良く摂取し、適度な運動をすること。そして、十分な睡眠をとることです。
欠食や偏食は、体を壊すことになりかねませんし、痩せ体質づくりとはかけ離れてしまいます。また、食べ過ぎるのも血液循環が悪くなり冷えの原因になります。腹八分は大切です。
運動は、ストレッチからでも良いので、日課にしていきましょう。睡眠は心身の健康のためにも大切です。“規則正しい生活”を送ることを、常に念頭に置きましょう。
体を温める
シャワーだけで済ませがちな方は、5分でも良いので湯船に浸かるようにしましょう。
また、冷たい飲み物やカフェイン(利尿作用があり、水分が排出されるときに体温が下がる)は避けましょう。
日ごろから、とにかく体を冷やさず温めることを意識しましょう。体温が一番下がる寝起きには、お白湯を飲むと、胃腸も温まって良いですよ。
いかがでしたか?
筆者も若かりし頃は、体に負担が掛かるような偏食ダイエットを試みたこともありました。続かなかったんですけどね…(汗)
低体温は体にとってたくさんの不調を招く上に、太りやすくもなってしまうので、健康・美容の両面からも気を付けたいですよね。
皆さんも、低体温にならないように、健康的にダイエットをしてキレイになりましょう。
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