最近だいぶ肌寒くなり、いよいよ秋本番ですね。秋といえば読書の秋です。
野球好きのあなたに、休日も多いこの時期におすすめの野球漫画を10作品ご紹介していきたいと思います。
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1.ドカベン
- 作者 水嶋新司
- 巻数 全48巻
- 掲載誌 週刊少年チャンピオン
まずは何といってもドカベンでしょう。あまり知られてませんが、最初の数巻はしばらく柔道漫画なんですよね。
山田、岩鬼、殿馬、里中といった明訓高校と、不知火、土門といった神奈川県内のライバルや、犬飼、武蔵坊など甲子園でのライバルとの数々の名勝負。ここでは言い尽くせません。坂田三吉の通天閣打法(超アッパースイング)は筆者もよくまねしたものです。現在はプロ野球編が続いていますね。
2.キャプテン
- 作者 ちばあきお
- 巻数 全15巻
- 掲載誌 月刊少年ジャンプ
野球漫画の古典ですね。作者はあしたのジョーでも有名なちばてつや先生の弟です。平凡な公立中学である墨谷二中を舞台に、谷口、丸井、五十嵐、近藤という4人の歴代キャプテンが墨谷二中野球部を強豪へと成長させていく過程を描いています。
筆者は野球の名門青葉中では2軍の補欠で、レギュラーにはほど遠い選手だった初代の谷口君が、勝手にレギュラー選手だったと思い込まれてしまい、周囲の期待に応えるべくすさまじい陰の努力を続ける過程が特に大好きです。
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3.MAJOR
- 作者 満田拓也
- 巻数 全78巻
- 掲載誌 週刊少年サンデー
全78巻の超大作です。5歳から物語が始まり、34歳までの主人公半生記を描いた作品といえます。成長に従って主人公のチームは変わっていくのですが、主人公がその情熱でチームメイトの心を動かし、チームが一丸となって前進していくのが本作の基本的なスタイル。この予定調和がいいのでしょうね。
どのチームでも、展開は燃えます。熱いです。ちなみに息子が主人公のMAJOR 2が始まりました。
4.タッチ
- 作者 あだち充
- 巻数 全26巻
- 掲載誌 週刊少年サンデー
アニメで見た方も多いのではないでしょうか。主人公の上杉達也と和也は一卵性の双子ですが、性格は真逆です。たっちゃんはグータラでいい加減、かっちゃんは真面目で優等生、
野球部でもエースです。隣に住む二人の幼馴染みの浅倉南を一途に想う和也は、南との「甲子園に連れて行って」という約束を叶えるために野球に打ち込むが・・・。
この先はネタバレというかみなさんご存じなので書いてしまいますが、和也が死んで達也が野球部に入ってからの成長が最大の見所ですよね。ぐうたらだったのに努力する達也がカッコイイです。後半の鬼監督と達也の師弟関係も泣かせます。
5.ONE OUTS
- 作者 甲斐谷忍
- 巻数 全20巻
- 掲載誌 ビジネスジャンプ
実力はありながらも一度も優勝をしたことがないという不運の天才打者が主人公です。優勝するために必要な何かを探すためシーズンオフに自主トレーニングに励んでいた主人公は、賭野球「ワンナウト」で無敗を誇るピッチャーかつ天才勝負師渡久地に出会います。
この勝負師の入団が、万年Bクラスの弱小球団の運命を大きく変えていくストーリーです。1アウト500万、1点取られると-5000万という究極の歩合で契約した渡久地が頭脳戦を展開していく一風変わった野球漫画です。
6.ROOKIES
- 作者 森田まさのり
- 巻数 全24巻
- 掲載誌 週刊少年ジャンプ
こちらも映画にまでなった有名な作品です。二子玉川学園高校にやってきた新任教師が不良の巣窟となっていた野球部再建に着手します。最初は猛反発していた部員がだんだんと新任教師の熱血さで、野球部が少しずつ更生して強くなっていく過程が見所です。
7.ストッパー毒島
- 作者 ハロルド作石
- 巻数 全12巻
- 掲載誌 週刊ヤングマガジン
プロ野球入りを目指す主人公は、非凡な才能を持ちながらも素行不良から野球部に入れてもらえず、高校も退学になってしまいます。そんな主人公をパ・リーグの弱小球団がドラフト会議で8位指名。自慢の剛速球でチームのストッパーとなり優勝を目指して1年目から大暴れします。
実在するプロ野球選手&チームと戦うので当時の野球ファンは堪らなかったんじゃないかと思います。
8.おおきく振りかぶって
- 作者 ひぐちアサ
- 巻数 25巻-
- 掲載誌 月刊アフタヌーン
部員が全員一年生の高校野球部を描いた漫画です。スポーツ科学関連の情報をふんだんに盛り込み、あくまでフラットにゲームを描いています。
気弱な主人公と一丸となって目的に向かう信頼に足る個性のある仲間たちの、人間として、野球部としての成長を描いています。この清々しさに触れると、学生時代に戻って野球部に入りたくなってしまいますね。女性が作者というのも珍しいです。
9.グラゼニ
- 原作 森高夕次
- 作画 アダチケイジ
- 巻数 全17巻
- 掲載誌 週刊モーニング
プロ野球界の「カネ」をテーマとした作品です。試合描写よりも金勘定の話がメインとなる、一風変わった野球漫画ですね。
主人公はエースではなく左の中継ぎ投手という地味なポジションであり、脇役の目から見た超格差社会であるプロ野球のシビアな世界を垣間見せてくれます。また契約更改、12球団合同トライアウト、引退後のセカンドキャリアなど「カネ」に関する話題が取り上げられているのも特徴です。
10.わたるがぴゅん!
- 作者: なかいま強
- 巻数 全58巻
- 掲載誌 月刊ジャンプ
沖縄から転校してきたイタズラ好きで勝手気まま、喧嘩っ早いが運動神経は抜群な主人公が野球部に入ることになり、ドタバタストーリーを繰り広げます。とっても「笑える」野球漫画です。超パワフルで馬鹿な「ガッパイ」など、型破りな登場人物がまた個性的で、主人公との絡みは爆笑間違いなしです。
まとめ
最近は漫画のアプリで無料で読めるものも増えてますね。Kindleなどでまとめ買いできるものも多いです。秋の夜長にどれか一作品、読破してみてはいかがでしょうか。
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