プロ野球、西武・秋山翔吾選手が10月1日、京セラドーム大阪でのオリックス戦で、ヒット2本を打ち、今シーズンのヒットの数を216本に伸ばしました。これで、阪神タイガース・マートン選手が持つシーズン最多安打214本を更新、そのバッティングセンスはイチロー選手以上とも言われています。
秋山選手が所属する西武ライオンズは、公式戦終盤千葉ロッテマリーンズと激しい3位争いを展開、おしくも4位となりクライマックスシリーズ出場を逃しましたが、ここまでパリーグが盛り上がったのは秋山選手のおかげと言っても過言ではありません。
そんな秋山選手ですが、現代では珍しい苦労人です。秋山選手のこれまでのプロフィールやエピソードをご紹介していきたいと思います。
秋山翔吾の妻や子供、家族について
出典: daily-lions.com/
秋山選手は小学校6年生の時にお父さんをがんで亡くして、それ以来母子家庭で育てられてきました。お父さんは秋山選手をプロ野球選手にしたかったようで、生前はお父さんと二人三脚で野球に取り込んでいたそうです。
そんなお父さんが亡くなった後、お母さんはお父さんの夢を引き継いで、決して裕福とはいえない家庭で、体が大きくなるように食事に気を使いながら秋山選手を育てたそうです。立派なお母さんですね。
秋山選手は、高校時代は甲子園の出場経験はなく、大学も決して野球の名門とはいえない青森の八戸大学に進学。しかし、厳しい状況の中から大学での活躍が評価され、2010年に西武ライオンズにドラフト3位で指名されました。
苦労して育てた子供が、亡き父の夢をかなえたとき、さぞかし嬉しかったでしょうね。この写真から喜びが伝わってきます。ちなみに隣に移っているのは妹さんです。
秋山選手はインタビューで、母親への感謝の気持ちをこう表現しています。
まあ、父親から色々託されたものもあったはずなので、そのへん一つ、あのー、叶わない夢だったのかもしれないのがひとつかなったということは、母にとってすごくうれしかったと思いたいですし、こうして、たくさんのファンの方に応援してもらっている場で、野球をやっている姿を見せられるっていうのは、すごくありがたいし、喜んでいるんじゃないかと思います。
秋山選手インタビュー
そんなまじめで実直なお母さんに育てられた秋山選手らしく、奥さんはアナウンサーや芸能人でなく、小学校から同級生の幼馴染です。お名前は彩夏さんと言います。お二人は神奈川県の横浜創学館校にお互いに進学し、3年生の時に秋山選手から告白して交際がスタート、2013年に長年の恋を実らせ結婚されました。
秋山選手は結婚した時に彩香さんのどこに惹かれたかという質問に対してこう言っています。
「家庭的で気配りもできるところに惹かれた」
大学時代も遠距離恋愛で愛を育んできて、プロ入り後一軍と二軍を行ったり来たりしていた秋山選手を必死で励ましてきた彩夏さんだからこそ、このコメントなんでしょう。ちなみに彩夏さんは元保育士です。ますます好感が持てるのは私だけでしょうか。
そんなお二人には、昨年男の子が誕生しています。
秋山選手は今年の試合後のインタビューでこう語っています。
「子供が生まれて励みになっています。オープン戦から調子がよかったのもそこにあるかもしれない。子供の存在はありがたいし、大切ですから」
小さい頃お父さんを亡くされるという経験をしているからこそのコメントですね。こんなに温かいご家族、奥さん、お子さんに囲まれた秋山選手、来年は今年以上の活躍をしてくれることは間違いなしです!
活躍した人をみては、奥さんと子どもがいる、ってネタ、やめませんか?