プロ野球の醍醐味といえばなんといっても剛速球とホームランバッターですよね。大谷翔平投手がプロ野球記録となる162㎞/hを出したのは昨年のことでした。おかわりくんこと中村剛選手は、規定打席に届いた年は必ずホームラン王をとっている「アーチスト」です。
また、野茂投手と清原選手のストレートだけの真剣勝負、オールスター戦での江川投手の8連続三振など、速球派投手とホームランバッターの名勝負も記憶に残り続けています。
しかし、元阪急の星野伸之投手や日本ハムの武田勝投手など、130㎞/h台のストレートでも活躍できるのが野球の面白いところです。その理由はやはり抜群のコントロール!
そこで、今日は野球のコントロールをよくする方法を伝授したいと思います。さっそくご紹介しましょう
コントロールをよくする方法
コントロールをよくするにはまずは正しい投球フォームで投げることです。そのためのポイントは3つ。リリースを安定させること、体重移動を安定させること、正しい投球フォームを身に付けるために、それを実現させる筋力と可動域を身に付けることです。
リリース
リリースとは、ボールが手から離れるポイントのことです。通常、人差し指と中指を使って、ボールに真っすぐ回転を与えてリリースします。真っすぐな回転を与えることにより、伸びの良いストレートを投げることができます。
リリースの瞬間は一瞬のため、意識することは難しくですが、まずはまっすぐな回転を与えられるリリースポイントを探し、安定させるように意識することが大事です。
体重移動
体重移動をする際には、まず足を上げますよね。この時に股関節に体重に乗せ、土踏まずから着地し、「ヒップファースト」、つまりお尻から先に前に体重を移動させていくのが正しい体重移動です。最初はゆっくりと、徐々に力を入れていくといいと思います。
下半身の筋力と可動域
そして正しい投球フォームを実現するには下半身の筋力と可動域が重要です。
身長によって異なりますが、踏み出しのステップは自分の足の長さの6足分から6.5足分です。このステップを安定させるためには、股関節の柔軟性と筋力が必要です。この柔軟性と筋力がなければ、一球ごとにステップがばらつき、一定のステップで投げることができないからです。
この下半身の筋力と可動域を鍛えるために役立つトレーニングの動画をご紹介しますので、参考にしてみてください。
まとめ
野球をする方はもちろん、「野球は見るだけ」という方も、ぜひ今日ご紹介したポイントに注目してピッチングを見てみてください。
プロ野球投手でもなかなか難しいので、彼女と野球観戦する際に「このピッチャーはリリースのポイントがばらつているな」とか解説してあげると、あなたを見る目が変わるかもしれませんよ!
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