現在、テニスの4大大会「全米オープンテニス」が開催されています。世界ランキング4位である錦織選手のまさかの初戦敗退が大きなニュースになっていましたが、世界ランキング1位のノバック・ジョコビッチ選手は順調に大会を勝ちあがっています。
ジョコビッチ選手は2007年から世界ランキング3位となり、その後、3度のランキング1位を達成、今年も2位のロジャー・フェデラー選手に6000ポイント近い差をつけて、ダントツの1位と圧倒的な強さを誇っています。その強さには当然、秘訣があるんです。
また、現在28歳と脂が乗り切ったジョコビッチ選手ですが、私生活も順調です。早速ご紹介していきましょう。
ジョコビッチの強さの秘訣は?
ジョコビッチ選手は身長グランドスラムの優勝回数9回、ワールドツアー・ファイナルは3連覇中と世界No1のテニスプレーヤーです。彼の最大の特徴はなんと言っても「切り返し」にあります。ボールに追いついたと同時の一歩目が、「床に釘で打ち付けたかのように」ぴたりと止まります。
強靭な足腰の筋肉のなせる業でしょう。
そして「柔軟性」もジョコビッチ選手の大きな武器の1つです。テニス界「BIG4」の一員フェデラー選手のような強力なフォアハンドやナダル選手のような際立ったスピンといった攻撃力ではなく、どんな無理な体勢でもショットを可能にする秘訣は体の腱を柔らかくすることにあるのです。
足をほぼ180度に近く開脚させストロークを打つ、このプレーができるのは現在ジョコビッチくらいです。
そして、もっとも大きな秘訣は「家族」です。
結婚して第一子誕生
ジョコビッチ選手は2014年に2度目のウィンブルドン制覇を達成した1週間後、長年の恋人だったエレナ・リスティッチさんと結婚式を挙げ、そして3か月後には、第1子のステファン君が誕生しました。なんと、その後に9つのタイトルを獲得し、敗戦はわずか7試合しかないのです。
よっぽど家族が心の支えになっているのですね。
出典:k-bass.com/
ジョコビッチ選手は今年のウィンブルドンを制した後のインタビューでこう述べています。
「勝っても負けても、彼女がいつもそこにいてくれる。家族がずっとそばにいるんだ。」
「子どもの誕生がエネルギーを与えてくれた。おかげで家族の絆はより一層強まった。」
「結婚し、父親になって以来、僕はほとんど負けてない。いろんな大会で優勝した。すべての選手に伝えたいよ。結婚して、子どもを作ろうってね。」
いかに家族を大切にしているか、じんわりと伝わってくるコメントだと思いませんか。
We did visualisation this morning #nolefam #AusOpenFinal @DjokerNole @TheBorisBecker ideeeemoooooo pic.twitter.com/a4V3mhwB11
— Jelena Djokovic (@JelenaRisticNDF) 2015, 2月 1
ジョコビッチ選手のツイッターに、息子のステファン君が今年の全豪オープンに優勝したテレビを見ているシーンがアップされていました。息子さんを愛する気持ちが溢れ出ているツイートですね。
まとめ
欠点がないテニスの実力に加えて、すばらしい家族に囲まれているジョコビッチ選手。彼の天下は当分続きそうです。
この記事へのコメントはありません。