既にニュースでご存知の方も多いと思いますが、現在北京で行われている世界陸上の200m予選で、大会最年少出場記録を更新した16歳のサニブラウン・ハキーム選手がオリンピック金メダリストのジャスティン・ガトリン選手に次ぐ2位で準決勝進出を果たしました!!
動画で見ると日本人には見えないですね。ハキーム選手はハーフですが、高校野球のオコエ・瑠偉選手や女子バレーの宮部藍梨選手など、同じ高校生のハーフ選手が最近大活躍しています。ハキーム選手の家族構成が気になりますね。
また、体格もガトリン選手に劣らず立派です。とても16歳には見えません。同じ陸上短距離では桐生祥秀選手も有名ですが、桐生選手の身長は175cmと比較的小柄です。今回の世界陸上にはウサイン・ボルト選手も出ていますが、どこまでボルト選手に近づくことが出来るのでしょうか。
サニブラウン・ハキームの両親は?
ハキーム選手のご両親はお父さんのラディフさんがガーナ人、お母さんの明子さんが日本人です。ご両親の画像はこちらです。
お父さんはガーナの元サッカー選手で、現在は都内でスポーツバーを経営しているようです。写真で見るとかなりがっちりした体格です。ハキーム選手はやや細めですので、まだまだ身体的にも成長していきそうです。
お母さんは元陸上短距離の選手で、高校時代にハードルでインターハイに出場した経歴も持っています。ハキーム選手の強さはお二人のDNAをしっかりと受け継いだことが秘訣のようです。
実はハキーム選手、小学校3年生まではお父さんの影響でサッカー少年だったようです。しかし、お母さんの明子さんから「あなたは性格的に団体競技に向いていない。」と陸上を進められ、陸上に転向したとのこと。
お父さんは大のサッカーファンだそうですが、さびしかったでしょうね。日本では、家庭では大抵奥さんの方が立場は強いですが、国際結婚でも変わらないのが面白いです。
高身長のハキーム選手、ボルト超えに期待!
ご両親のスポーツに関するDNAを受け継いだハキーム選手、体格も身長187cm、体重74kgと陸上短距離選手の中でも大柄です。しかもまだ発展途上中!ちなみに、ウサイン・ボルト選手は身長196cm、体重94kgです。
一般的に、短距離の選手は身長180cm台の選手が多く、190cm以上の長身の選手はスタート時の加速が鈍くなるため、不利だと言われているようです。しかし、ボルト選手は彼独特の大きなストライド(1歩が278cm!!)で、世界の頂点に立ちました。
日本陸連がボルト選手の走りを分析したところ、100mを走り抜けるのに41歩だったそうです。他の一流選手でも大体44歩前後なので、ボルト選手の異次元の走法がよく分かります。
ハキーム選手の200mの自己ベストは20秒34ですが、ボルト選手は17歳のときに19秒93の現ジュニア世界記録を出しています。
ハキーム選手はまだまだ成長期。これから体格を伸ばし、ボルト選手の走法を参考にしていけば、ボルト選手に追いつき、追い越すことも十分に可能だと思います。今後のハキーム選手の活躍、期待していきましょう!
この記事へのコメントはありません。