人間は直立歩行をする生き物なので、足先の血液だけは重力に逆らって心臓に戻らないといけないので非常に負荷がかかっています。
下半身といえば太ももというイメージが強いです。実際に太ももの筋肉が人間の体で一番大きいので無理もないのです。代謝を上げるにも太ももの方が有利であまりふくらはぎには注目はいきません。
しかし、ふくらはぎは脚を後ろから見られたとき真っ先に目がいきます。特に今の季節は半ズボンを履く機会が多いと思います。
いくら太ももが太くても、その下のふくらはぎが細いとバランスが悪いです。下半身をたくましく見せるためにもふくらはぎもしっかり鍛えていきましょう。
ふくらはぎを鍛えると期待できる効果は?
ふくらはぎは第2の心臓とも言われているほど重要な部分です。
ふくらはぎがしっかりしていないとしっかりと心臓へ血液を送り返すことができません。心臓へ血液を送り返すポンプ機能の役割をしているのです。
逆に言えば血の流れが悪くなり、老廃物もたまりやすくなり、心臓や腎臓にも悪影響になってしまいます。老廃物がたまりやすいということは肥満に繋がりますし、心臓や腎臓に悪影響を与えるということは病気にも繋がってしまいます。
ふくらはぎを鍛えると、基礎代謝の向上に繋がります。代謝が上がることは痩せやすいので肥満になりにくい体になります。
ふくらはぎの筋肉は腓腹筋とヒラメ筋からなる下腿三頭筋、前脛骨筋などから構成されています。
これらの筋肉は足首の安定性に貢献します。体を支える足首が強いとランニングの時でも疲労を効果的に減らす役割を持っています。
長距離歩いた時や坂道を歩いた時に一番最初にふくらはぎが痛くなる人は要注意です。ふくらはぎを鍛えて疲れにくい体を作りましょう。
ふくらはぎの鍛え方
カールフレイズというトレーニング方法が代表的です。片脚立ちになり踵(かかと)の上げ下げを繰り返します。
▼ふくらはぎを鍛える参考動画
ふくらはぎの筋肉を最大限に使うには踵(かかと)を限界まで高く上げた位置なので、その高さまで踵を上げます。
素早く回数をこなすのではなく、ゆっくりと少ない回数で行いましょう。
慣れてきたら動作する側の手にダンベルを持つとさらに負荷を高めることができます。重さは5kg~でいいでしょう。できれば20回×3~5セット行いましょう。
また地面から踵を上げるのもいいのですが、段差の上からするのも効率的です。段の上に足の半分だけ置いて踵だけが地面をつくようにします。
まとめ
みなさんが思っていた以上にふくらはぎを鍛えるメリットがあったと思います。日々のトレーニングに今回紹介したトレーニングも取り入れてみて下さい。
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