太ももの内転筋はあまり関心がないかもしれません。メジャーな筋肉は腹筋や大腿四頭筋、上腕二頭筋などですね。
しかし内転筋を侮ってはいけません。内転筋を鍛えると驚くべき効果があるのです。
内転筋と言っても種類があります。恥骨筋・短内転筋・長内転筋・小内転筋・大内転筋・薄筋です。これらを総称して股関節内転筋群とも言います。骨盤から内もも全体に繋がっているため内臓や下半身に影響を及ぼす筋肉です。
現代の女性は内転筋が弱くなっている人が多いようです。簡単に見分ける方法があります。椅子に座った時に膝が離れて、足首がクロスになっている状態であれば危険信号です。
内転筋を鍛えると美脚に効果
あなたは椅子に座ると自然と脚は閉じていますか?すらっとした脚の女性は殆どが脚を閉じて座っていると思います。
逆に開いて座ってしまうあなた。それは太ももの筋肉が弱い証拠です。内転筋の名の通り脚を閉じる時に使われる筋肉です。
美脚=太ももの筋肉が適度に付いているのです。つまり太ももの筋肉を付ければ美脚になれるということです。あなたも太ももの筋肉を付けてすらっとした脚を手に入れましょう。
さらに内転筋が弱いと、骨盤へ影響がでてきます。身体の歪みや、代謝不良、便秘などにも繋がってしまいます。
内転筋を鍛えるとこれらの症状の改善が期待できます。
内転筋の2つの鍛え方
まずスクワットです。スクワットといえば大腿四頭筋を鍛える方法では?と思うかもしれません。
でも、やり方を少し変えるだけで内転筋を鍛えることが可能です。
肩幅よりも少し大きく足を広げましょう。
背中を真っ直ぐにしたままでゆっくりとしゃがんでいきます。太ももと床が平行になるまで膝を曲げるのが理想です。これを10回×2セット行いましょう。
次は座った状態でできるトレーニングです。オフィスで座ったままこっそり内転筋を鍛えることが出来ますよ。
太ももの間にボールを挟みます。内転筋を使って脚を内側に閉じていきボールを潰していきます。ボールを潰した状態で5秒間キープします。余裕があれば10秒にチャレンジしてみるといいでしょう。
それを3セット行いましょう。脚を広げるときもゆっくりと行います。もしボールがない場合はタオルや座布団、クッション等でもかまいません。
まとめ
今回は主に美脚に効果があることをお伝えしてきましたが、膝の病気の予防にも繋がります。膝の病気で痛みが発生しますが、筋肉があればその痛みをカバーしてくれます。
つまり内転筋を鍛えれば一石二鳥ということです。
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