夏は暑いから痩せやすい季節!そんなイメージはありませんか?筆者自身も周りの人も、そう思っている人は多いですが、皆さんはいかがでしょう。
でも実は、ただ汗をかくことと痩せる(脂肪燃焼)ことは、全く関係ないというんです。ではどんな汗だと効果があるのか?詳しく知ることで、理想の体型を手に入れてみませんか。
汗をかいたからと言って痩せるのはウソ?
筆者は夏の暑い日に、屋外に出て大量に汗をかくと、「今日は痩せたわ」と思っていたのですが…暑さだけでかく汗には、脂肪燃焼効果はないんですよ。何だかショックです(笑)
夏の暑さでかく汗は、体温調節のためなんです。外気温が暑い時に汗が出て、皮膚から汗が蒸発するときに熱が奪われ、体温が下がる…こういう仕組みなんですね。言われてみれば習ったことがあるような気がしますよね。
この汗が出ると一時的に体重は落ちますが、水分補給をすれば元に戻ります。つまり、エネルギー消費にはならず、脂肪燃焼効果はないというわけなんですよ。なるほど納得です。
でも「ドロドロ汗」は脂肪燃焼に効果がある
痩せるためには、ただ汗をかいて体内の水分を減らすのでは意味がなく、脂肪細胞に働きかけることが大切なんですね。一番良いのは、やはり運動をすることです。カロリー消費につながりますからね。しかしここでは「汗」に注目してみていきたいと思います。
脂肪燃焼に効果のある汗とは、老廃物を排出するドロドロ汗なんです。ちなみに上記のような体温調節の汗は、サラサラの汗なんですよ。緊張した時にかく汗や、辛い物を食べた時にかく汗もサラサラ汗です。
ドロドロ汗には、中性脂肪や脂質・たんぱく質・アンモニアなどが含まれており、これらが体内で毒素として溜まると、内臓機能も鈍り、脂肪をため込みやすい体になってしまうんですよ。
毒素をきちんと排出できれば、体は自然と新陳代謝が活発になり、基礎代謝が上がる→脂肪燃焼しやすい体になる、というわけなんです。
ドロドロ汗をかくには半身浴がオススメ
ドロドロ汗をかく方法としては、おもに半身浴があげられます。
時間をかけてじっくりと汗をかくことが重要になるので、ぬるめのお湯に30分ほど浸かりましょう。この時、上半身を冷やさないことや、脱水症状を起こさないために入浴前後・入浴中の水分補給も大切ですよ。
いかがでしたか?ただ暑いからかく汗ではダメなんですね。筆者も、時間を作って半身浴に取り組もうと本気で思いました。良い汗をかいて、痩せボディを目指しましょう!
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