「友達より自分の方が腕が太いから力持ちだ!」と考える方もいるのではないでしょうか。でも、本当に腕の太さが全てなのでしょうか。
イチローは細い腕でホームランを打っています。筋肉の質がいいからでしょうか。そんな疑問をてっとり早く解決できる方法があります。
腕相撲です。男女問わず誰もが一度は経験があると思います。
腕相撲に勝つためにはどの筋肉を鍛えればいいのか?
勝つためのコツやテクニックは存在するのでしょうか?
といった疑問を解消していきますよ。勝負自体は数十秒程度で終わってしまいますが、実は腕相撲は奥が深い勝負なのです。
腕相撲が強くなるためには前腕の筋肉が必要!
腕相撲が強い人は力こぶが大きいイメージがありませんか?
力こぶと言えば上腕二頭筋ですね。でしたら、腕相撲で勝つためには上腕二頭筋を鍛えればいいのでは・・・?と思ってしまいますね。
実際は上腕二頭筋も勿論必要なのですが、優先順位として一番ではありません。一番必要な筋肉は手首から肘までの前腕の筋肉です。前腕屈筋群と握力ですね。
ちなみに、その次に必要な筋肉は、意外にも背中や肩の筋肉なんですよ。広背筋が該当します。
前腕の筋肉はあまり使う機会はありませんが、集中して筋トレすると効果が現れるのが速筋です。
腕を使う勝負なので、背中と肩でしっかり体を固定して、前腕で倒すということです。
腕相撲が強くなるための筋トレ方法
腕相撲の筋トレは少し特殊です。一般的な筋トレではあまり効果は期待できません。腕相撲用の筋トレをするのはアームレスラーくらいです。
なので、腕相撲用の筋トレをすればすぐに強くなれるということです。
腕相撲は合図と同時に瞬間的な力を必要としますが、長期戦になった時のために持久力も大事になってきます。
ダンベルで前腕屈筋群を鍛えよう
まず前腕屈筋群にはダンベルを使います。ダンベルを手首の力だけを使って持ち上げます。片方の手で手首を抑えるのと、ダンベルを巻き込むような形で行います。
▼前腕屈筋群を鍛える方法参考動画
重さは5kgぐらいからやるといいでしょう。回数は10~20回×2,3セットです。
一番いい筋トレ方法は、実際の腕相撲を想定した動きができるトレーニング器具を用いることです。プーリーといってワイヤーを引っぱって行うため、できるだけ実践に近い動きになるのです。
▼アームレスリングマシン
回数は20回×3セットやるといいでしょう。
腕相撲で勝つためのコツとテクニック
腕相撲で勝つためのコツやポイントを説明します。
まず脇を締めて肘を体の近くで構えます。なぜかというと、腕が体に近いほど力が入りやすいからなんですね。
そして背中を丸めて体をがっちり固定します。掌に全体重が乗るように意識し、体重の移動で倒します。この時にポイントとなるのが、真横に倒すのではなく、手前に引き倒すようなイメージで行いましょう。
まとめ
通常の筋トレは全身の筋肉をバランスよく鍛えることが大事ですが、腕相撲は目的が違います。
極端な話し腕相撲に必要な筋肉だけでよいのですが、それでは見た目が偏ってしまいますのでまんべくなく鍛えましょう。
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