中学校・高校の時期になると第二次徴期と呼ばれ、女性も男性も骨格などの体型や体格が変わってくる時期です。
特に女性においては、女性らしい身体つきになるために、丸みを帯びたふっくらとした顔や身体つきになります。
そんな変化に“痩せたい”と思う女子高生も多いのではないでしょうか?
思春期の発育について
第二次性徴という、“女性は女性らしく”“男性は男性らしく”という体型に変化してくるのが、ちょうど中学生~高校生の時期に見られます。
身長が良い例ですが、急にグッと身長が高くなったという経験もあるかと思います。小学生までは小さかった男の子が、中学校で一気に女の子の伸長を抜くのも、1つです。
女性においては、乳房が発達して膨らみ、初潮が始まり、皮下脂肪が増えます。骨盤が発達するためにヒップがふっくらとして膨らみ、全体的に丸みを帯びてくる時期となります。
また、ウエストにクビレが形成される時期でもあります。顔が少しふっくらとしてくる場合もあります。
思春期のダイエットで気を付けなければいけないこと
成長期のこの時期に、ダイエットをしたいと考える女性は多くいると思います。その理由の1つとしては、身体の変化に伴い女性らしい身体になっている事が、一時的に理想の体型から崩れてしまい、太って見える事が挙げられます。
しかし、この時期に無理な食事制限をしてしまうと成長が止まってしまい、栄養不足による発育不良が起こる可能性や、将来的に骨粗鬆症になってしまうような身体を作ってしまいます。
当然、年齢やエネルギー消費量によって、摂取エネルギーは異なってきますが1日3食バランスの良い食事をとる事が大切です。
ダイエットのポイント
ダイエットのポイントとしては、やはり栄養不足にならないように1日3食、フードガイドピラミッドに沿ってバランスの良い食事をする事です。その反面、気を付けなければいけないのが間食です。
成長期は逆にいうと“空腹感”も増してしまいます。
間食に甘いお菓子を食べすぎてしまったり、スナック菓子を口にしたりすることで、1日の総摂取エネルギーが増えてしまう可能性があります。そうならないように、1日3食をしっかりととり、間食は食べ過ぎないようにして摂取エネルギーを抑えるように心がけます。
また、夏休みだからと言ってダラダラとした生活をしていては、ダイエットが上手くいくはずがありません。規則正しい睡眠や、食事時間を取り、積極的に運動を取り入れて消費カロリーを増やしましょう。
まとめ
第二次性徴と言われる中学校・高校生の時期は、無理な食事ダイエットをしてしまうと、性徴にも問題が生じてしまいます。
1日3食バランスのよい食事をとるとともに、間食を食べ過ぎないように気を付けます。また、夏休みであっても規則正しい生活をするために、睡眠時間の確保や、積極的に運動をして消費エネルギーを増やしていきましょう。
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