正しいトレーニング方法で有酸素運動を行えば、脂肪燃焼を促進し痩せやすい身体を作る事が出来ます。
しかし、間違った方法でトレーニングをしていても脂肪燃焼はされずに効果が出ないという事が起こってしまいます。
効果が出ない原因は3つ考えられますので、それも合せて、どのようなトレーニングが効果が出るのかについて説明をしていきます。
原因①:ジョギングの運動強度
運動強度の中にはカルボーネン法とゼロ・トゥ・ピーク法というものがあります。
カルボーネン法は個人に応じた運動強度を出すのに適していますが、計算をするのに少し手間がかかります。ゼロ・トゥ・ピーク法については比較的簡単ですが、個人の体力差などを考慮していないという点があります。
カルボーネン法
そこで効果をより効果を出すための心拍数の算出方法としてはカルボーネン法をお勧めします。式は、目標心拍数=(220-年齢-安静時心拍数)×運動強度+安静時心拍数です。
仮に40歳の人が安静時心拍数70拍/分だった場合は、
(220-40-70)×0.5~0.7+70=125~147
となります。
脂肪燃焼効率を考えた場合の運動強度は50%~60%程度という事を考えると125拍~136拍になります。この間になるようにジョギングの速度を設定すると効果的に脂肪燃焼をすることができます。
原因②:ジョギングの時間と使われるエネルギー
一般的に何もしていない状態では、糖質と脂質が半々でエネルギーとして利用をされています。空腹時になると、体内に貯蓄されている脂肪が多くエネルギーとして利用されるようになります。
空腹時に運動をすると良いと言う考え方の1つがここから来ています。
運動を開始してからすぐは糖質が利用され、徐々に脂肪の利用率が増えていきます。
運動開始後、約20分くらいすると糖質と脂質の利用が半々になります。20分以上の有酸素運動をお勧めする理由というのは、脂肪の利用率が高くなるのが20分以降だからなんですよ。
痩せないと言っている人の中には、運動強度が高すぎて運動時間を長く続けることができずに10分~15分の運動で終わってしまっているケースです。
当然、体力のない方はこれでも効果はでますし、15分を分割して2回行って合計30分にしてもかまいませんが、その運動に慣れてきた時点で、身体は適応してしまい運動とみなさなくなってしまいます。
原因③:トレーニング後の栄養補給は大切
トレーニングをしても痩せないという理由の中に、栄養不足というものがあります。特に運動後のタンパク質補給というのはとても大切で、タンパク質の補給に必要になってくるのが糖質です。
ジョギングなどを行っても、やはり筋肉は疲労を起こしています。そしてエネルギー不足にもなっています。その状態でしっかりとした栄養補給をしていなければ、筋肉を分解してエネルギーを作ってしまいます。
筋肉量が減ってしまっては、基礎代謝が落ちてしまい太りやすい体質になってしまいます。
しっかりと栄養補給をする事で、体内の筋肉量の維持をして太りにくい身体にしなければいけません。
まとめ
痩せるためには、運動強度や時間、栄養補給をしっかり行う事によってしっかりとした体脂肪の減少が可能になります。
無理なく安全に効果を出すためにも、意識をしてジョギングを行い、失った栄養分をしっかりと補給することで、体脂肪を減少させ痩せやすい身体づくりをしましょう。
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