皆さんは運動神経は良いですか?そして、そもそも運動神経の良し悪しって、どういうことかお分かりでしょうか?
ご自身のお子さんも、出来ることなら運動神経を伸ばしてあげたいですよね。しかし、そんなことは可能なのでしょうか?
できるとしたらどうやって運動神経を伸ばしていけるのか、などと今回は運動神経について詳しくご紹介します。さっそく見ていきましょう!
そもそも運動神経とは?
運動神経とは、骨格筋の運動をつかさどる末梢神経です。具体的に言うと、バランス感覚や判断力・反応の速さなど、脳の運動系がその運動に適して働くことです。
つまり運動神経の良し悪しとは、運動全体のコントロールが良いかどうか、ということになります。ある一つの運動には長けているけど、他の運動は全くもって不得意…というのは、運動神経が良いとは言えないのです。
しかし、運動神経って遺伝するイメージがあるという方は多いでしょう!私は運動神経悪いから、自分の運動神経が子供に遺伝してしまったらと諦めていませんか。
次は、運動神経って伸ばすことは可能なのか、などを見ていきますよ!
遺伝するのは運動能力だった!
運動神経は遺伝する、というはっきりとしたデータは今のところありません。とは言え、やっぱり親に似るのでは…と思ってしまいますよね!
実は、遺伝する部分は運動能力なんです。
運動能力とは、骨格の大きさや筋肉量・身長など、身体の基本的な活動能力のことをさします。それらは、生まれつき持っているものですよね。これらには、遺伝要素があります。
それに対して運動神経は、子供のころから体を動かす様々な経験をさせることで、伸ばすことができるのです!大人になってからでも伸ばすことは可能なので、運動音痴な筆者にも、希望が見えてきました。
では何をすれば伸ばせるのでしょうか?
運動神経を良くするトレーニング方法とは
運動神経が飛躍的に伸びる時期は決まっていて、ゴールデンエイジと呼ばれているのをご存知でしょうか?プロアスリートを目指している場合にも、大切なんですよ。
その時期には諸説ありますが、だいたい3~14歳頃をさすと言われています。
3~14歳と言うと幅が広いですが、その中でもプレゴールデンエイジと呼ばれる3~8歳ごろに焦点を当ててみます!基礎はこの年代で形成されますからね。
でも大人になってからでも運動神経を良くすることも可能なので、ご安心を!
プレゴールデンエイジの時期に大切なことは、とにかく遊びながら体を動かすことなのです。特定の種目に限定せずに、様々な動きを経験させてあげることで、神経回路を多方面から刺激することにより、それが後の伸びに大きく影響するんですよ。
そして、押しつけではなく子供が楽しいと感じることがとても重要なのです。親が一緒に遊ぶ感覚で、いろんなことに挑戦してみましょう!
具体的には、ボール遊びや鬼ごっこ・かけっこ・お布団でくるくる回転…など、普段すぐ実践できる遊びがほとんどです。何だか、意外ですよね!
運動神経を伸ばすというと、スポーツ教室などに通わせることが大切なのかなと考えていました。年齢に合わせてそれも有効ですが、第一段階では楽しく体を動かすということが重要なのですね!
是非すぐ実践して、子供の可能性を広げてあげましょう!
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