メタボ(メタボリック症候群)の存在が日本でも知られて長くなります。
今ではメタボ検診が企業でも始まっていますが、なかなかメタボを解消できない人も多いようです。
メタボになると、糖尿病や高血圧症、高脂血症などの病気が現段階では軽くても、危険因子が重なると動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中を急速に引き起こします。
もう駄目だとあきらめているあなた、メタボ健診でチェックする項目は、運動で改善することができるものばかりです。
そこで今回は、効率よくメタボ解消できるトレーニングをご紹介します。
お腹周りの脂肪を減らす2つのトレーニング方法
それではお腹周りをスッキリさせる2つのトレーニング方法をご紹介していきます。
方法①:レッグレイズ
まずはレッグレイズです。
仰向けに寝て、手はバランスをとるように両脇にまっすぐ広げて、足はそろえて上げてください。そこからまずは下に足を下げていきます。
足をそろえたまま右の写真よりもさらに下へもっていき地面すれすれで軽く静止するような感じで、また上へ上げてください。
これは比較的簡単にできると思います。
最初は10回を3セットで行いましょう。慣れてきたら回数を増やすか、すれすれで静止する時間を延ばしてください。
この運動は下腹に効きます。
方法②:レッグツイスト
次はレッグツイストです。
仰向けに寝て、手はバランスをとるように両脇にまっすぐ広げて、足はそろえて上げてください。
そこから左右どちらかに足をそろえてお腹を支点にして大きくねじります。一旦もとに戻したら、次は反対側へ同じようにねじってください。
このときに上体は両手を広げてしっかり安定させて、足を振るときには絶対に勢いをつけずにゆっくりと行ってください。
この運動はわき腹に効きます。ストレッチも兼ねた運動なので気持ちよくできると思います。
これも10回を3セット行いましょう。
まとめ
今回はメタボを解消するトレーニング方法をご紹介しました。
でも、トレーニングを行っても中々改善がみられないというあなたに、ぜひ下記の文を読んでいただきたいです。
人間には現状を維持するメカニズムが存在します。
急激な気温の変化から自分を守るために、できるだけ体温を一定に保とうとします。寒ければ体を震わせて熱を出し体温を上げようとしますし、暑ければ汗を出して体温を下げようとします。
これと同じように、太っている人は太った状態を維持し続ける。という現状維持メカニズムが働く場合が多いです。
しかし逆に言えば、この現状維持メカニズムを味方につけて、いったん痩せ続ける状態を作れば良いのです。
いかがだったでしょうか。
いったん痩せてしまえば好循環になります。あきらめてしまえばそこで終わりです。
メタボを解消することは難しくなります。
個人差がありますので、結果が出るのが早い人もいれば遅い人もいます。諦めず、地道にトレーニングを行って下さい。
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