タレントのLiLiCoが2015年1月からトレーニングを始め、9月の「フィットネスビキニ」に出場し入賞することを目標としているんですよ。
LiLiCoがボディビルに興味を持ったきっかけとなったのが、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰の第23回東京オープンボディビル選手権大会75㎏級で5位に入賞したことからなんですね。
彼は昨年の大会では予選落ちてしまいましたが、今年挑んだ大会では結果を出す事が出来ました。
フィトネスビキニについて
LiLiCoが出場予定の「フィットネスビキニ」とはどんな大会なのでしょうか。
ボディビル大会の中で、ボディビル・健康美・ボディフィットネス・フィットネスの4部門から2014年に「フィットネスビキニ」という部門が日本で新設されました。筋肉だけで評価されるのではなく、ヘアメイクや女性らしさも審査対象となり、欧米では幅広い年齢層が挑戦しているんですよ。
フィットネスビキニの審査ポイントとしては、
- 「全体の印象や髪の毛や顔立ち、肉体的な発達状態、バランスのとれたプロポーション、肌の色や態度」
- 「生まれ持った者だけでなくスポーツや食事療法の痕跡が見られる事で、脂肪が日少なく程よく引き締まって見栄えが良い事」
- 「極端な筋肉質や、絞りすぎた場合は減点対象となる」
といった点から、通常のボディビルというよりも“いかに美しく女性らしいボディラインをアピールするか”という事がポイントとなる競技ですね。
ボディビルダコンテスト出場を目指すとなると、どのようなトレーニング方法や食事生活をしなければならないのでしょうか。
ボディビルダーの基本的なトレーニングや食事方法
体質により筋肉と脂肪が多くつくタイプや、同じ食事内容を摂取しても新陳代謝が活発で脂肪が付きにくいタイプと別れます。コンテスト出場を目指しているのであれば、自分の体質を見極め、自分に合った減量方法を見つけるようにしましょう。
減量とは筋肉の量を残し、脂肪を落とすという方法を取り入れます。筋肥大(筋肉を付ける)という意味で、適性重量は6回~10回程度出来る重さの負荷を与えたウエイトトレーニングを行う事が推奨されますが、初心者はフォームが身につくまで15回位出来る重量で行い、その後重量をUPさせます。
また、大きい筋肉をメインに鍛えていきましょう。脚や胸、背中、肩などを主要な筋肉を鍛えていきます。大きい筋肉を鍛えれば、必然的に小さい筋肉も鍛えられますので。例えば、胸のトレーニングであれば上腕三頭筋、背中のトレーニングであれば上腕二頭筋も鍛えられます。
食事については3食バランスの良い食事を食べる事ですが、筋肉の合成を助けるためのタンパク質の摂取をする事、また炭水化物もタンパク質の摂取や疲労や代謝を助けるので、炭水化物をゼロにするような食事は避けましょう。特にトレーニング後のプロテイン摂取などは筋肉の合成に役立つので、トレーニング後30分以内にホエイプロテインの摂取は効果的ですよ。
実際にLiLiCoの身体にどんな変化が現れたのか、彼女がこれまでにしたトレーニング内容は何なのかを見ていきましょう。
実践しているトレーニング内容と身体の変化について
今年の1月から比較すると6月の時点で、体重は59㎏→57.7㎏へと減少し、体脂肪率は29.5%→24.5%、ウエストは6.5㎝ダウンしました。
しかし、いくらフィットネスビキニの部門で、筋肉隆々が減点対象となるといえども、まだ減量が必要なのは明らかです。
昨年の優勝者の体脂肪率は11%となっており、現在の24.5%という体脂肪率は一般の女性の体脂肪率と同じです。スポーツ愛好家でさえ、20%を切っている人は少なくない中で現状はかなり厳しい状況だと考えられます。
LiLiCoはジムに通うだけでなく、日常生活の中でもトレーニングを取り入れ、買い物の帰りはエレベーターのなかで片手で荷物を持ち上げ下げしたりすることにより、上腕二頭筋のトレーニングや椅子に手をついて、腰を床に卸すようにするプレスダウンを行い、上腕三頭筋を鍛えるトレーニングの実戦なども行っています。
まとめ
脂肪細胞と筋肉細胞は別細胞なので、「脂肪を筋肉に変える」と表現しているのではなく、脂肪を落として、筋肉を発達させます。
LiLiCoのボディビル挑戦については、減量時の食事のメニューや有酸素運動の取り入れ方、サプリメントの摂取方法などを上手く組み合わせることが、今後の減量の重要なカギになるでしょう。
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