逸ノ城が2014年9月に入幕してなんとすでに10勝1敗という好成績を収めているのです!現在は幕内ですが、横綱入りする可能性が極めて高いと注目を集めてるんですよね~!
彼はどんな人物か?なぜ強いのか?凄さを学びたいと思います。
逸ノ城駿(いちのじょうたかし)
名前の由来
部屋関係者によると、「逸」には本名と逸材の意味を絡め、相撲留学していた鳥取城北高から「城」の字をつけた。
逸ノ城はモンゴル出身。本名は「アルタンホヤグ・イチンノロブ」。
上手いことモンゴルの本名から四股名に絡めてきましたね^^。シンプルで覚えやすい名前ですよ。
身長が高くて体重が重い!
逸ノ城が本名に逸材の意味を込められた理由の一つに体が大きいことが挙げられます!
・身長192cm
・体重199kg
身長体重共に幕内力士の平均を上回る数字なんですよ。
■身長
身長は幕内の平均身長である185cmを7cm上回る高さ。身長が高くなると重心も上がるので必ずしも有利になるわけじゃないんですが、彼は下半身が太いので身長が高くても安定感があります。だから身長の高さは欠点にならないです。むしろパワーを武器にできますね。
そして驚くことに師匠が言うには逸ノ城の身長がまだ伸び続けているというのです!今は193cmあるんだとか。21歳なのにまだ伸びるなんて。
ちなみに力士で身長が192cmある人と言えば横綱の白鵬翔ですね。
■体重
そして体重を見てみると、幕内の平均体重である161kgを逸ノ城が38kg上回っています。相撲界は重い方が有利に戦えるのでメリットになりますね。
しかし、もともと199キロまで増やすつもりは無くて、焼き肉や鶏の唐揚げ、ケーキなどが好きで食べ過ぎてしまい、ベスト体重の175キロを大幅にオーバーしちゃったみたいです。
おやぁ、お相撲さんが激しい稽古で運動してるにも関わらず太り過ぎるってどんくらい食べてたんでしょうねぇ。基本的に力士は1日約8000キロカロリーを摂取しています。力士の中には1回の食事で肉を5キロ分、ご飯を10杯分食べた人もいるんだそう。
う、うーん想像しただけで胃もたれしてくる~^_^;
太り過ぎた逸ノ城は現在ダイエット中。朝稽古した後のちゃんこは丼2杯だったのを1杯にして夜は食べないことにしてるんですよ。そして大好きなケーキも減らして我慢。
ベスト体重をキープするためには仕方ないですよね。量が減っただけで好きなものは食べられるわけだからまだいいと思います(笑)。
ちなみに、白鵬の体重は150kg台なので、逸ノ城はこれよりも重いんですよね!いつか2人が戦うことになったらどうなるのか、と思うと楽しみで仕方ありません。
▼逸ノ城と[大関]豪栄道
とにかく体格がでかい逸ノ城。相撲を知らなくても、でかい力士を見たら逸ノ城だ!って思えば大体的中すると思います(笑)。
戦績
逸ノ城は2014年1月に初土俵入りしてから4場所だけで史上2位の速さで幕内に上り詰めています。
さらに新入幕してすでに10勝1敗という好成績を収めているんですね。対戦相手は大関の稀勢の里や、横綱を倒した嘉風に勝ってるんですよ!格上相手に勝ちまくるなんて強すぎます。
最初は勝ち越しできればいいと思いっていたそうですが、良い意味で期待を裏切りました。
今後も逸ノ城に目が離せないですよ^^。
強さはどうやって養われた?
逸ノ城が格上相手に勝てる理由は体格意外に精神力が関係しています。
彼はモンゴルで小さいころから遊牧民をしていたんですね。モンゴルは草原があたり一面広がっていて、寝てる時にオオカミが来ることがあるんですよ。なので飼育してるヤギやヒツジを守るために銃声で追い払っていました。
ある意味死と隣り合わせにいたようなものですよね。日本じゃオオカミと出くわすこと自体が珍しいので、どれくらい怖いのか想像がつきません。しかし、人が襲われて亡くなった例が存在するので恐怖を感じちゃいますね。
逸ノ城は小さいころから恐怖を体感してるわけなので、相撲で格上の相手と戦うことに恐怖をあまり感じないと思います。心が強いんですね。
さいごに
体がとにかく大きい逸ノ城。ボクシングや柔道みたいに体重別に分かれてない相撲で体格を活かして勝ちまくれるのではないか?と思ってもそうはいきません。
彼は自身の差し合いに課題があると考え改善していくべきだと考えています。体格差だけで勝てるとは限らないのが相撲。小柄な力士に負けることだってあり得るので技をしっかり磨いて横綱に上り詰めていくのを期待したいですね^^。
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