ブラジルサッカー選手のネイマールが出てくるCMをご存知でしょうか?
いくつもの赤い突起物が特徴の寝具マットのAIRマットレスで寝てるCMです。見た感じ気持ちよさそうですよね。
このAIRマットレスは、質の高い眠りを実現してくれて素晴らしいと、サッカー選手のキングカズこと三浦知良や長友佑都、メジャーリーガーの田中将大、プロ野球の坂本勇人、レスリングの吉田沙保里、バレーの木村沙織らも使用しています。
「確かにスポーツ選手が使ってるんなら良さそうとは思うけど、8万するし本当に良いのこれ?」って購入を検討してる人の役に立つため、私が買って使ってみた効果の感想を書いていきますよ。
見出し
エアーマットレスの購入動機
私がAIRマットレスを買う前に使っていたマットは、総合スーパー大型店で売っていたものでした。でも普通のマットだと滅多に快眠できないんですね。1年に2、3回「グッスリ寝れた!」って日があればいい方です。
なぜなら、体とマットが合ってなくて以下の問題が発生するからです。
- 硬いマットだとお尻の部分がだんだん痛くなってくる。
- 硬いマットで横になると腕がしびれてくる。
- 逆に柔らかすぎると寝返りが打てない。
- 朝起きた時体が痛い!
など
あたなも当てはまっていませんか?
いくつか買い換えて試してきましたが、どれも同じ問題に直面していました。そりゃそうです、安物ばかり買ってるから性能が低くて当然です。
気持ちよく寝れない日ほど最悪な日はないですよね。その日の朝から仕事がはかどらなかったり、勉強しても頭が回らなかったり・・・。やる気が出ないとあっては何のために寝てるのか分かりません。
とにかく睡眠は大事だと気づき、8万と値段は高めですが毎日使うものなので思い切って購入したのです。
AIRマットレスを使ってみて実感した効果
結論から言うと「1日目で気持ちよく寝れた!」です。安いマットとこんなにも違うなんて・・・と、豆鉄砲を食らったような顔をして朝起ました(笑)。
では何が凄いのかというと、
- 体圧分散が優秀。
- 寝返りが打ちやすい。
- 腰痛にいい。
- へたりにくい
という点です。これらを順番に見ていきますよ。
体圧分散が優秀で体が痛くなりにくい!
まず最初に驚いたのが、入眠時に同じ体制で寝ていてもお尻の部分が痛くならなかったこと。
一般的な敷布団で仰向けで寝る時、一番出っ張ってるお尻、その次に肩甲骨だけで全体重のなんと77%もの負荷がマットにかかるんですよね。
以前、硬い敷布団を使っていた私には、AIRマットレスの優れた体圧分散をかな~り実感できました。
AIRマットレスは点の突起物が適度な硬さをしていて、体の一部分にかかる負荷を分散させてくれるんですよ。腰や肩甲骨の出っ張った部分が沈むので、凸凹した面が均一になり体全体で体重を受け止めてくれます。
だから体とマットの間に隙間が無くなって、痛くなりにくいんですね。
ただ、初めは突起状のマットで寝るのに違和感がありました。それと体圧分散のために腰が少し沈むのも。普通のマットの感覚から脱却できず、AIRマットレスに慣れてないからでしょうね。早ければ2、3日で遅くとも1週間あれば慣れるはずです。
今までは普通のマットだと30分もすればお尻や背中、足のかかとが痺れてきて体制を変えまくってたんですが、その数がグッと減りました。そして、横になっても下の腕が圧迫されづらいんですよ。横向きながらスマホを快適にいじれちゃいます。思わぬ副産物でしたね。
寝返りが打ちやすくなった
テレビを見て寝返りは枕の高さが重要だと知り、自分に合う高さに調整しました。ところが、寝返りが良くならない。マットに問題があるのではないかと私は考えたんですね。
AIRマットレスで仰向けになり寝返りを打ってみると、余計な力を使わずにできました。なぜなら寝返りにちょうどいい硬さになってるんですよ。体圧分散性能を維持しつつ、寝返りしやすいように出来てるんですね。
硬すぎると寝返りするのに時間がかかりますし、柔らかすぎると力を大きく使います。
AIRマットレスの寝返りを研究した早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクターの福林徹氏によると、
寝返りに活動する筋肉を柔らかいマットレスを100としたら、硬いマットレスは90近くですが、AIRマットレスはなんと80で済むのです!
AIRマットレスは力を少し使うだけですぐに寝返りが打てるんですよ。それに寝返りにかかる時間も短縮されます。なので、睡眠中に無駄な筋肉を使わなくていいんです。朝起きた時に熟睡できるのは筋肉の使用を最小限に抑えてるからなんですね。
腰痛持ちにもいい
やはりこういうマットを買うときに腰痛にもいいのか気になる人もいるかと思います。私の知り合いに低反発マットを使っているのに腰痛持ちで悩んでる人がいたので勧めてみました。
その人が使った感想は「楽になった。姿勢も良くなった気がする」でした。
低反発マットレスって体を優しく包み込んでくれるイメージがありますよね?でも腰痛が治るわけじゃないんですよ。
大事なのは姿勢です。
低反発は柔らかすぎて、頭部より体が大きく沈んじゃうんですね。するとどうでしょう?背骨が歪んで姿勢が悪くなり、猫背みたくなっちゃいます。
そうならないようにするためには、柔らかいものよりも硬めのマットレスがいいんですよ。でも、硬すぎると肩やお尻が痛くなるのは先ほどの説明で十分わかったと思います。
ではどうするか?答えはAIRマットレスに行きつきますね。適度な硬さなので腰にいい、体が痛くならないの2点を両立できてるんです。
へたりにくいから、すぐ買い替えなくていい
私は安物のマットをいくつか使ってきて、へたってしまうのは当然だと思ってました。だからAIRマットレスも例外ではないと思って気にせず買ったんですよ。
でも、私は2か月しか使ってないのですが、1年以上使ってる人によると全くへたってないと言うのです。私はそれを聞いて驚きましたね。「そんなバカな」と。さすがに5~10年使えば少しはへたるでしょうけど、研究されてるのでそう簡単には変化しません。
なんせ復元率97%を誇るのです!
普通のマットなら真ん中が徐々にへこんで硬くなってダメになっちゃいますよね?私はいつも困ってましたね。1、2年使うだけでへたるものはへたっちゃうので。
でもAIRマットレスは朝起きて見るといつも元通りになってるんですよ。横から観察しても真ん中の部分がへこんでないのです。同じ向きで、同じ場所で、同じ体制で寝ているので同じところに体重がかかってるはずなんですけどね。
まだ少ししか使ってないからってのもありますが、1年以上使ってる人のAIRマットレスを見せてもらった時は変化が全くありませんでした。
「マットレスにはこんな素晴らしいものがあったのか!」と感動したのを今でも覚えています。
それでも復元率は100%じゃないので、いつかはへたってきます。でも劣化率3%なので、よほど変わった使い方をしなければ大丈夫ですよ。
それに通気性も考えられていて湿気に強いのです。製品がすぐ劣化しないようちゃんと考えられてるんですね。ちなみに素材はウレタンフォームです。
悪い点もある
ここまでAIRマットレスの良さを紹介してきましたが、もちろん良い点ばかりじゃありませんよ。どんなに良いものでも欠点はあります。AIRマットレスだって例外ではありません。
夏はちょっと暑い
寝る時、体が沈み込んで支えてくれるので特に夏は少し暑く感じてしまいます。それに湿気があるとやっぱり蒸れますね。
ただ、平らなウレタンマット系に比べたらAIRマットレスは表面が凸凹してるので通気性がありますよ。特にエアーSIモデルは通気性が優れてるので、エアコンを使えばそこまで暑くないですね。
ただし、畳や床に置いて使う時は使用したあとは立てかけて風通しを良くしないといけません。マットレスが発散した湿気が畳屋床にこもってしまうからです。使うたびに立てかけるのが面倒な人には欠点だと思います。
臭いが気になる
新品は当然ながら素材の臭いがするものです。でもそれは初めだけ。3日ほど使えば気にならなくなります。
AIRマットレスの悪い点を書いたものの、気にするほどではなかったですね。開発者が欠点が出ないようにありとあらゆる状況を想定して作られていますし。
AIRマットレスを買いたいけど、どれを選んだらいい?
AIRマットレスの良さは分かったからすぐに買いたい!って方、まだ早まってはいけませんよ。ご自身の身長体重に合ったものを選ばないと効果を実感できません。
エアーマットレスには2種類のタイプが存在します。
- 「エアー01」
- 「エアーSI」
私はエアー01の上位版であるエアーSIを使っています。なぜかというと、「エアーSI」のほうが機能面で優れているからです。
ただ、値段はSIモデルの方が2倍高くなってしまいます。01モデルでも十分な性能を発揮すると思いますが、睡眠に妥協したくない人はSIが良いと思いますよ。
エアーSIが優れている点
■凸(点)の数が増え、体圧分散性能が向上
01に比べてSIは点の間隔が狭くなり1860個に増えたのです。より体圧分散性能が向上してるんですね。
また、点が3×3マス毎に独立していて個別に沈み込みます。なのでより体にフィットしますし、寝返りも撃ちやすくなるんですよ。
■通気性が向上
01も通気性は良いのですが、SIモデルは汗や湿気をすぐに逃がしてくれます。なので干す必要性がありません。
マットレスは干さないでいるとカビが生えることもありますが、エアーマットレスは湿気対策が施されているので干さなくていいのは楽です。
硬さはレギュラータイプorハードタイプか?
エアーマットレスには体重に合わせてレギュラーとハードの2種類のタイプが用意されています。
判断基準は実際に店頭で寝てみるか、BMI指数を割り出すかです。店頭に行けば専門の人に見てもらえるのでそれが一番良いんですが、行けれない人はBMI指数を計算しましょう。
BMI指数=体重(kg)÷[身長(m)x身長(m)]で数字を導き出すことができます。
面倒な方はBMI自動計算こちらのサイトで自動で計算しちゃいましょう。計算したら以下の基準を参考にしてください。
エアー01もエアーSIどちらのモデルも基準は同じのようです。
- BMIが24以下はレギュラー(Regular)タイプ
- BMIが31以上はハード(Hard)タイプ
- BMIが24~30の人はどちらでもOK。
やせ気味から普通体型の人はレギュラーを、太り過ぎの人はハードを選ぶと良いですね。効果を最大限に活かすためにも自分のBMIを調べてから購入した方が良いですよ。
ちなみに私のBMIは20前後なのでレギュラータイプを使用しています。やっぱり自分の体に合っているとマットに沈み込み過ぎず良い感じです。
以上を踏まえて選んでくださいね。
エアーSIマットレス
■レギュラー
■ハード
エアー01マットレス
■ベーシック
■ハード
まとめ
スポーツ選手から評判のいいAIRマットレス(エアーSI)を使って感じた良い点と悪い点をまとめるとこうです。
個人の評価:★★★★★★★★☆[9点]
■◯【メリット】
- 体重が分散されて体が痛くなりにくい
- 寝返りが打ちやすい
- 腰痛持ちの人にもいい
- へたりにくい
■×【デメリット】
- 「エアーSI」は8万以上して高い(長く使えば1日あたり数十円で済む)
- 夏はちょっと暑く感じる。普通の敷布団のように蒸れてしまう。
- 臭いが気になる。(3日ほど使えば気にならなくなる)
快適な睡眠が得られるのでメリットだらけです。人によっては値段の高さが気になるくらいでしょうか。私はエアーSIをおすすめしたいですが、どうしても値段が気になるのであればエアー01でも構いません。性能は十分あるので。
私はエアーSIを買ってから1日の疲れがだいぶ減り、朝から快適に過ごせるようになりました。グッスリ眠れると頭がスッキリするのはいいですね。二度寝をしなくなりました。
以前は二度寝、三度寝して寝すぎてしまい頭が痛くてボーッとしてたんですよ。でも今は1回起きたらそのまま次の行動に移れるようになりました。面倒な仕事だって朝から取り組むようになり、以前より早く作業できるようになったんですよ。
朝早くからエンジンがかかるようになったのは非常にうれしいことです。
人間は睡眠によってパフォーマンスを大きく左右される生き物なんだなぁと今回発見できました。
バレーの木村沙織選手だって試合後にマッサージしてもらっても、普通のマットだと朝起きたら疲れが戻るけど、エアーマットレスならマッサージした後の状態をキープしたまま起きれると言ってました。
睡眠をとっても朝起きると疲れが取れてない人はぜひともエアーマットレスを使ってみるのをオススメします。
8万しましたけど、5年使えば1日当たり約44円。10年でその半分。もっと長く使えば8万なんて安いもんですよ。安物マットを頻繁に買い換えるよりいいんじゃないでしょうか。私はマットレスで一番高い買い物をしましたけど満足です。
体の”疲れ”を回復させてくれるのは睡眠しかないですよね。朝起きたら”だるさ”を感じるようでは睡眠の意味がありません。人間の1日うち約3分の1が睡眠に割り当てられるので、私は質にこだわりました。
あなたにとって大事なのは、”お金”と”睡眠の質”どちらしょうか。
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