2014年5月12日に発表された世界ランキングで錦織圭選手が9位に入りましたね。日本男子では初めてなのでとても素晴らしいことですよ。
そして今回気になるのが彼の年収です。調べてみてビックリ!スポンサー料が圧倒的に多いのです。日本人スポーツ選手の中でもトップクラスレベルだったんです錦織選手って。
スポーツ選手の年収
スポーツで一番凄いのは野球やサッカーというイメージがありますが、テニス選手だってそれに負けないくらい稼いでいるんですよ。
錦織圭選手は大会賞金とスポンサー料で推定年収20億を稼いでいると言われているのです!そしてテニスで有名なフェデラー選手の年収は約68億円にもなるので侮れません。
ちなみに参考までに、野球のイチローは約18億円、田中将大は約23億円、アレックス・ロドリゲスは約28億円。
サッカーの香川真司は約10億円、メッシは約39億円、クリスティアーノ・ロナウドは約41億円。
ゴルフのタイガーウッズは2013年で最も稼いだ約74億円。
これらは2013年の収入ですけど、テニスは野球やサッカーと大きな差がないってことが分かります。
ただ、錦織選手の場合は賞金よりスポンサー料が多いので、スポーツだけでいったら野球やサッカーのほうが多くなりますが・・・。それにしても海外選手は破格ですね。
さて、次は錦織圭選手が一大会でいくら賞金を獲得してるのか見ていきます。
錦織圭選手の収入
彼の主な収入元は大会の賞金とスポンサー契約料があります。
テニス大会の賞金
彼は2014年1月~6月の試合だけで合計約2億5千ほど賞金を獲得しています。多い時は一つの大会で1億。基本的には数百万~数千万が多いですね。
・2014年
2014年大会 | 円 |
ブリスベン国際 | 2,374,437円 |
全豪オープン | 12,831,548円 |
アメリカ国際インドアテニス選手権 | 104,594,950円 |
デルレイビーチ国際テニス選手権 | 791,817円 |
BNPパリバ・オープン | 2,840,600円 |
ソニー・エリクソン・オープン | 19,527,603円 |
バルセロナ・オープン・サバデル | 57,946,791円 |
ムチュア・マドリード・オープン | 47,032,861円 |
全仏オープン | 3,294,771円 |
ゲリー・ウェバー・オープン | 5,047,177円 |
出典元:http://nishikori-fan.com/senseki.html
※この記事に記載されてる円は2014年7月の時なので実際の数値は違います。
半年だけで2億越え。まだまだ伸びます。
ちなみに2013年は1年で約1億でした。2014年は本当に驚くほど成長しましたね。
・2013年
2013年大会 | 円 |
ブリスベン国際 | 2,284,200円 |
全豪オープン | 11,891,799円 |
アメリカ国際インドアテニス選手権 | 29,623,536円 |
デルレイビーチ国際テニス選手権 | 449,733円 |
BNPパリバ・オープン | 2,639,520円 |
ソニー・エリクソン・オープン | 4,798,850円 |
バルセロナ・オープン・サバデル | 2,636,076円 |
ムチュア・マドリード・オープン | 11,000,127円 |
BNLイタリア国際 | 2,366,290円 |
全仏オープン | 13,729,564円 |
ゲリー・ウェバー・オープン | 1,622,834円 |
全英オープン | 10,954,657円 |
シティ・オープン | 1,478,131円 |
ロジャーズ・カップ | 3,620,203円 |
WSファイナンシャル・グループ・マスターズ | 1,099,461円 |
全米オープン | 3,248,640円 |
楽天ジャパン・オープン | 3,264,883円 |
上海マスターズ | 4,827,276円 |
スイス・インドア | 2,509,077円 |
BNPパリバ・マスターズ | 4,670,797円 |
出典元:http://nishikori-fan.com/sen/s2013.html
書いていて驚いたのは大会の多さ。月に平均して2試合近くも出ていることになります。多い人だと年間30大会も出場するのだとか。
決勝に行けばいくほど試合数が多くなりますし、体力管理が大事ですね。テニスってこんなにハードだったとは。
ところで、テニスって負けても賞金がもらえるって知ってました?
テニスにはグランドスラムと呼ばれる4つの大きな大会があります。全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・全米オープン。
その中のウィンブルドン大会は総額約43億円が用意されており、1位には約3億円の賞金が払われます。そして1回戦で負けた選手には約450万円が支払われるんですよ。
そんなことがあっていいの?と思うかもしれませんが、主催者は「トップ100を維持するには、多額のコストや経費がかかるが、選手たちはワールドクラスの割に大金を稼いでいるとは言えない」と、敗退した選手にも待遇を受けれるようにしてるんですね。
また、ウィンブルドンだけでなく、女子テニスの杉山愛選手によると全豪オープンも1回戦で負けた場合でも250万円が支払われていたと明かしました。
本戦に出れるのは100位以内に入っている必要があるし、旅費は自分で負担、コーチやマネージャーの食費なども払っているという厳しい現実があるようですが・・・。
負けても賞金が出るとはいえ、大金を稼ぐためには勝って強くならないとダメなのです。
スポンサー料
やはり一番大きな収入源となるのはスポンサー料です。大会の賞金以上に収入を得るくらいなので。
錦織圭選手が今までに契約したスポンサーと契約料は以下の通り。
・契約したスポンサー
スポンサー | 契約料 |
日清食品(所属契約) | 推定数億 |
ウイルソン(ラケット) | ? |
アディダス(シューズ) | 推定年間2億 |
ユニクロ(ウェア) | 推定年間2億 |
ウイダーinゼリー(トレーニング・栄養) | ? |
カップヌードル(パッチスポンサー) | 推定年間5000万 |
タグ・ホイヤー(時計) | ? |
デルタ航空(移動) | ? |
JACCS(クレジットカード) | ? |
ソニー | 推定年間1億(今は未契約) |
契約料は数千万~数億が当たり前。これだけで約10億くらい行ってるんじゃないかと言われてますね。彼は実力もそうだけど爽やかな見た目が多くの人に良いイメージを与えてそうです。
実際に錦織圭選手と契約するとどれくらいのお金が動くのか?
エム・データによると2012年1月の1カ月間、テレビによる露出効果の広告価値はなんと115億1568万円だったというのです。錦織圭選手を起用するだけでこれほどのお金が動いているとは。
なかでも一番大きな影響を受けたのがユニクロだそう。全豪オープンの期間(約2週間)だけで数百億円の宣伝効果があったのだとか。
錦織圭選手が着たユニクロウェアへの問い合わせが殺到しまくったらしいので、有名選手の広告効果は半端ないですね。
だから今でも彼をCMに起用したい企業がたくさんいるのだそう。
いやー、数百億の経済効果があるならもっとスポンサーの契約料もらってもいいんじゃないかな~って思ったり。
彼の収入元はまだまだあります。
CM
テレビやイベントで高額な出演料をもらっているのです。イベントは不明ですが、テレビCMは少なくとも1本推定1500万円以上とのこと。
ちなみにCMに出てる錦織圭選手はこんな感じ。
やっぱりかっこいい。
出演したCMは以下の通り。
出演CM
サントリー食品(2009年) |
ユニクロ(2012年、2014年) |
日清食品(2013年) |
森永製菓(2014年) |
JACCS (2014年) |
1年で数本ほど出演されている様子。
2013年での野球のイチローはCM1本で6000~8000万、サッカーの本田選手、香川選手、長友選手らは4000万でした。
もしかしたら錦織圭選手もそれくらい行ってる可能性があります。1年で多くて1、2億くらい行ってるんじゃないでしょうか。
合計
で、これまでの金額を合わせてみると・・・、大会賞金が1億~2億、スポンサー料が10億、CM料が1億~2億、イベントなど+αを合わせると総額20億近くまで行きます。日本人スポーツ選手の中でもトップクラスに入る額ですよ。
彼がさらにテニスの世界ランキングを更新していけばもっと増えるかもしれないですし夢が広がりますね~。よし、今からテニス選手になって錦織選手みたいに強くなれば私も・・・!
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